2007年09月19日

“コーランを知っていますか”

阿刀田高著「コーランを知っていますか」です。

コーランを知っていますか?

コーラン・・・イスラム教の聖典。
それ以外のことは知りません。



この本は、アラーの神にうとい異教徒にコーランの大意をやさしく伝えてるためのエッセイです。

日本古来の宗教というと神道だと思うのですが、八百万の神さまがいらっしゃり、ついでに仏教伝来以来、仏教と神道の掛け持ちをしている節操なしの日本人(もちろん他宗教の方のいらっしゃいます)。

骨の髄まで多神教になじんでいるから(もちろんなじんでない方のいらっしゃいます)、「唯一神」の定義がひじょうにわかりにくい。

あちらさまから見れば、こちらの方がわかりにくいとおっしゃるでしょう。
仏教は「宗教」ではなく「哲学」ではないか?と思っていらっしゃるらしいです。

ユダヤ教のヤハウェ、キリスト教の“主”、イスラム教のアラーは同じ「唯一神」。

西暦前6世紀頃に「ユダヤ教」が確立。
神との契約を交わして聖典を顕し、その中でやがて「救世主」が現れることを予言。



一世紀初頭、ヨルダン川のほとりに現れたのが「イエス・キリスト」
ここに「キリスト教」誕生。
「ユダヤ教」の聖典を「旧約聖書」とし、神との新しい契約を結んで、それが「新約聖書」の教えとなる。
(ユダヤ教はイエスの存在を認めず、今に至る)



イエスより600年後、「マホメット」誕生。
神の教えを説く最後の預言者。
最も充実した真の教典としてつかわされたのが「コーラン」

ということで、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神様は「同一神」なのです。

イスラム教徒はユダヤ教徒、キリスト教徒との「婚姻」を許されているそうです。
「仏教徒」とはもちろん×。

この本には書かれていませんでしたが、「ユダヤ教徒の母」から生まれると生まれつきの「ユダヤ教徒」。
「イスラム教徒の父」の子だと生まれつきの「イスラム教徒」のはずです。
「ユダヤ教徒の母」と「イスラム教徒の父」から生まれた子は・・・どうなるんでしょうか?というか、そういう子どもはありえないのか??

イスラム教の聖典「コーラン」は真の神の言葉であると同時に「神の音楽」

礼拝での詠唱のシーン。
わたしもテレビで見たことがありますが、厳かです。

アラーがあえて荘厳なアラビア語を選んで全人類への啓示を垂れた、ということで、長い間「アラビア語」以外で読むことを禁じられ、翻訳も許されなかったそうです。

「アラビア語で読むコーランだけが本物」

アラビア語・・・そうそう簡単に使えるようになる言葉じゃありません。

イスラム諸国会議機構(OIC)加盟国一覧、が紹介されてます。

これを見て、をを!?となりました。

この国がイスラム教だったとは知らなかった!と思った国が結構ありました。

簡単に入国できる国もあれば、そうでない国もあります。

でも、そういった国に入るときは「配慮」が必要か、と思いました。

この世界、イスラムとの協調なくしては考えにくい。

そのイスラムの根底にあるのが「コーラン」

理解をするための第一歩としてオススメの本です。


参加中です↓。よろしくお願いします。
人気blogランキングへ
posted by くみ at 20:25
"“コーランを知っていますか”"へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。