2007年08月23日

“戦国幻野”

皆川博子著「戦国幻野」です。

舞台は戦国・今川家。

今川家を書いた小説は貴重です。

ただし、この作品は伝奇小説です。



今川義元につねに付き添った「黒衣の宰相」太源崇孚雪斎。

彼の隠された「出生」の秘密は、ある野望を秘め、やがて義元へのゆがんだ忠誠となる。

戦の無残、戦の非情を義元のかわりにすべて引き受け、多くの血を流し、義元に今川家の家督を継がせ、やがては天下を。

祭り上げられた神像のような自分を自覚しながらも、最良の国主であるべくつとめる義元。

富士の裾野で繰り広げられる、、村山修験者と富士修験者の戦い。

富士修験者の「女神」をつとめる謎の男「炸耶様」

その「炸耶様」を匿う、武田の重臣、駒井政武。

大河ドラマ「風林火山」で見知った人物も登場します。

勘助は「嘘ーーーーっ!!??」な設定で登場。

義元も、さらに氏真も、一般に言われるほど「馬鹿殿」ではなかった、とされている点が「稀有」です。

今川氏の興亡を描いた長編です。

でも「伝奇」です。

娯楽なので、深いところを考えずに読むのがよろし、と思います。

だって勘助・・・・うが。

史実に近いのはこちらだと思います。→「姫の戦国」についての記事はこちら。


参加中です↓。よろしくお願いします。
人気blogランキングへ


posted by くみ at 14:26
"“戦国幻野”"へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。