2006年11月28日

いま、何が起こっているのか?“チェチェン やめられない戦争”

この本『チェチェン やめられない戦争』の記事を以前書きました。→こちら。

再び。

最近、元ロシア情報機関員アレクサンドル・リトビネンコ氏が亡命先のロンドンで不審死した事件がとりあげられています。

この事件より1ヶ月半前にプーチン政権に対し批判的であったロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤ氏が謎の死をとげています。自宅のあるアパートのエレベーター内で射殺死体として発見されました。

リトビネンコ氏はポリトコフスカヤ氏の死の真相をさぐっており、その事件の情報提供者と接触したあと、毒物(放射性物質)により倒れ、後、死亡しました(元情報機関員が放射性物質で命を落とした、と言う話はこの事件が最初ではない。はず。うろ覚えですけれど)。

アンナ・ポリトコフスカヤ氏は『チェチェン紛争』を取材していたジャーナリストで、徹底したプーチン政権批判の姿勢を崩しませんでした。

しかし、彼女は中立的な立場をとり、チェチェンの掃討作戦へかりだされる兵士たちのことも取材しています。
ロシアの兵士たちが、『チェチェン』で受けた心の傷についても、憂慮していました。
ロシア軍の新兵に対する仕打ちは伝統的なものだそうですが、かなり酷いそうです。

『チェチェン』はロシアから圧倒的な軍事力での暴力を受けている。
『チェチェン』で何が起きているのか語った本が『チェチェンやめられない戦争』です。

アンナ・ポリトコフスカヤ氏は突然、ぷつりと消えてしまった。
何者かの手によって。

『チェチェン』は語る言葉をなくしてしまった。

そんな気がするのです。

『チェチェン』で何が起こっているのか?
私たちは知る術を何者かによって、無くされかけているのではないか?

『チェチェンテロ』は報道されても、チェチェンが受けている『掃討作戦』は報道されない。

事態は深刻です。
危険です。



この本はみなさまに読んでいただきたい本です。


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posted by くみ at 20:11
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