2009年11月18日

“すーちゃん”&“結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日”

益田ミリさんの「すーちゃん」と「結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日」です。

あのね、

成功ハウツーとか、メソッドがどうたらとか、投資と消費がなんたらとか、ポジティブシンキングとか、向上心がとか、スキルアップしろとか、

疲れた。

いえ、疲れたって発言していいものか?ってな生活をしているんですけどね。

世の中の人間、それほど人生に夢も生きがいも贅沢も成功も、望んじゃいないと思うのですが・・・。

だって生活していくだけで精一杯じゃん?

パトラッシュ、僕、もう眠くなっちゃったよ・・・。

わたしが、こんなときホッとするのはこの本↓たち。

「いたい、いたすぎる」という意見もありますが・・・。

そうかな~??フツーだと思うよ。

すーちゃん
すーちゃん
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すーちゃんはカフェで働いている34歳。

低収入、恋人なし。

憧れの上司は、同僚と結婚してしまう。

変わらなくちゃ「幸せ」になれないの?


そう呟きつつ、毎日が過ぎていく。

すーちゃんのお友だち・まいちゃんは美人。不倫中。

仕事は営業。毎日残業。休日も仕事。

24歳の不細工よりは、34歳の美人のほうが女の価値はあるんだからね!と考えてしまう自分が嫌。

すーちゃんの独り言も、まいちゃんの独り言も、この2人の会話も、「あるあるあるある」と思うことばかり。

前々職の事務所にいたとき、わたしより若い女性はまったくいなかった(姥)。

月に3日ほど、別部署の事務所から顧客のチェックをするために通ってくるコがいた。

わたしより7歳くらい年下。

彼女は、オヤジ2人に囲まれた職場にいて、話し相手がまったくいなかった。

ということで、わたしたちはたまにメールしあったりしてた。

彼女の悩みは、「趣味がない」「何か始めたい」ってことだった。

彼女はバリバリのGLAYファンで、ライヴも遠くまで行ってて、わたしは、趣味あるじゃーん、と思ってたんだけど。

彼女は「パート」だった。

短大を卒業してから、ずっとそこで働いていて、その部署では誰よりも役に立っていた。

彼女のいた部署は、ちょっと営業的に微妙(というか、もうダメというか)な部署だった。

彼女は自分の立場が不安で、変わりたかったんだろう。

わたしが退社を余儀なくされたころ、同じく彼女は会社を辞めた。

彼女はいま、何をしているんだろうか?

連絡絶えちゃったな・・・。

ところで、すーちゃんの独り言、

お風呂にアロマキャンドル浮かべてみたけど、癒されているのかちっともわかんない。

というコマにはシンパシーを感じた。

「癒し」ってよくわかんないのよね~。

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「結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日」では、すーちゃんは35歳になってます。

カフェの店長になって数ヶ月。

責任は重くなったが、給料があがるわけでもなし。

仕事は好き。真面目にやっている。コツコツ続けいけたらと思っている。

結婚の予定なし。老後は不安。

すーちゃんの友人、まいちゃんは、バリバリの営業ウーマンだったけど、いまは無職の妊婦さん。

おだやかで幸せな日々。

だけど、どこかで、もう何も選べない人生になってしまった?と思っている。

さわ子さんはもうすぐ40歳。

勤続17年。経理。

恋をしたい、というよりも、男が欲しい。

出産のリミットは確実に近づいているのに、まだ現実じゃない気がしてる。

みんな不安はあるんだな~。

この作品のいいところは、結論が何も出ていないところ。

不安があるからって、前向きな方向へ動き出す、とかそういう描写はなし。

あとは読者にお任せってことです。

さわ子さんとお母さんの会話がリアルすぎました。わたし的に。

さわ子さんのお母さんは、おばあちゃんが亡くなったら、将来マンションを買って一人で暮らす、と言う。

さわ子もマンション買いなさい、足りない分は自分でなんとかしなさい、と言う。

あの家では広すぎるわ、と。

あぁあああああああ~~~、我が家も中途半端に広すぎるんだよな~~~。←普通の家です。

庭も中途半端に広いです。

しかも古い土地柄なので、いまだに「おひまち」があります。←廃止にならんものか・・・。

先日、母とそういう会話になりましたら

アンタが“もし”結婚したら、と思うと家と土地を手放すのはもったいないと・・・

そう言われました。

“もし”って・・・。

0%に近い可能性をアテにするのはやめよーよ、お母さん・・・。

わたしがこの本を読んでホっとするのは、ひとりの女性の毎日をダラダラ描いたマンガだから。

問題は解決されることなく、流されていく。

それでいいじゃんって思います。

なんでも解決すりゃいいってもんじゃないってば。

こういう作品、苦手な方もいらっしゃると思います(他人の弱さを認められない人っているからね)。

わたしは好き。

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posted by くみ at 00:56
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