2007年09月06日

“月魚”

三浦しをん著「月魚」です。

老舗の古書店「無窮堂」の若き主・本田真志喜と、卸専門の古本屋を営む瀬名垣太一。

小学生の時に出合い友好を深めていた二人。

しかし、ある夏の日、二人の家族を巻き込む“事件”を瀬名垣が起こした。

悪意のない、よかれと思ってしたことだった。

それ以来、二人は“親友”ともいえない微妙な関係を続けている。



まず、古本業界の仕組みがわかってびっくり!!

BOOKなオフとは違いますよ。

わたしは神田の古書街とかに足を踏み入れたことがないのです。←かっぱお姉さまは常連です。

名古屋の鶴舞の古書街は1.2回行ったんですけど。←愛知勤労会館でのライブついでである。

古書組合とか「市」とかね。とても詳しく書いてあるんですよ。

取材したんだろうけど、これはきっと著者・三浦氏が好きなんだろうな~。

好きな世界で、神田の常連なんだろうな~と思いました。

古書店のシーンとした、冷たい、独特の空気。

本たちがひっそりと眠っているような、でもどこかでしゃべっているような雰囲気。

二人は、「事件」と向かいあい、「再生」へと一歩足を進める。

瀬名垣と真喜志の「仲」については、とくに勘ぐらずに読めました。

が、「夢のような幸福」を読んでしまった後では、「もしかしてこれは計算??」などと後で思ってしまって、しまったー!!という感じです。

二人のこれからは水底にあるんだそうで。

わたしは、自分の読んだことのない作家さんの作品を読むのに、結構戸惑うタイプなのですが、三浦しをん作品はこれで読める!と思いました。

こういうの、好きな友人に勧めとこう、と思います。


参加中です↓。よろしくお願いします。
人気blogランキングへ


ラベル:
posted by くみ at 17:04| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書(文芸・評論) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック

「三浦しをん」の感想
Excerpt: 「三浦しをん(みうらしをん)」著作品についての感想文をトラックバックで募集しています。 *主な作品:風が強く吹いている、極め道―爆裂エッセイ、まほろ駅前多田便利軒、人生激場、月魚、しをんのしおり、三四..
Weblog: 読書感想トラックバックセンター
Tracked: 2007-09-07 15:53
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。