2007年08月15日

“シュート!”

かつて激しく熱中したマンガのことを語ってみよう!と思い立ち、選んだのは「シュート!」です。

週間少年マガジンで13年連載が続いたという、大作です。

はじめて読んだときに(妹が友人の弟から借りてきた)、びっくりしたのを覚えています。

だってさ、舞台が「掛川」なんですよ。

高校が新設校「掛川高校」

町並みから駅から、主人公のトシや、白石の住んでいる町あたり、

あ~○○町だな

と予測がつくぐらい、モロ「地元」なんですよ。

もう掛川市民としては、マンガがパロディとしか思えなかった・・・。

で、また「掛川高校」がね、外見から、講堂、部室の水道、廊下、教室、どこみてもわたしの「母校」(かつての女子高・旧校舎)なんですよ。
あと、自由で開放的だった雰囲気が当時の「母校」にそっくりなんです。

大島先生はわたしの先輩に当たるんです。
ちなみに先生は『音楽部』(合唱部のこと)だったとのこと。

リアルすぎる・・・。

大島先生は取材に何度も訪れたらしいです。

モデル高のところ、ウィキペデイアの記載が間違っているから、文句を言いたいところです

大島先生は何かの取材で「スポーツに熱心に取り込める環境」として、田舎であり、自分の住んでいる地域を舞台に選んだそうです。

実際の掛川という地域は「サッカー」より「野球」が断然さかんです。



さて、画像にこの↑巻を選んだのは、「シュート!」最高の名シーン、天才久保嘉晴の「奇跡の11人抜き」がある巻だからです。

久保くんは連載前から、連載が続くのなら、ああいう運命にするつもりだった、と大島先生は語ったことがあります。

「自分の命が残りわずかと知ったとき、人はどう生きるか」

これが久保嘉晴という人物のテーマだったそうです。

「奇跡の11人抜き」のシーンは当時のマンガ家大島司が全力を持って書き上げたシーンだそうです。
当時の自分の力をすべてつぎ込んだシーンだと。

ダーダー泣いたことを覚えています

わたしが「シュート!」で大好きだった登場人物は「神谷篤」という、久保くんの親友で、久保くん亡きあと、サッカー部の主将となり、全国大会優勝へ導いた人です。

久保くんを亡くした夜、自分と久保くんが写っている写真を、彼は衝動で破ろうとします。
途中まで破いて、その写真をテープで止めなおします。

「どうして気がついてやれなかったんだ」

彼は久保くんを亡くしてから変わりました。
その変化はよい方への変化だったのですが、なんだか切なかった。

彼は後に「高校サッカー界のキング」とまで言われるようになります。
だってね、掛川高校の「サッカー部」の顧問は理解はあるけど、サッカーに関してはド素人。

彼は高校サッカー界一の主将でゲームメイカー、ついでに「監督」なわけです。

あ、主人公の話をしてませんね。ま、いいや。
トシの名前は、大島先生の初恋の人らしいです。



で、↑の巻が掛川高校が久保を失い、ドン底に陥ってから再生していく様子が描かれた巻です。

神谷くんが主将らしくなっていく様子も素晴らしいのですが、ドン底掛川に個性的な選手が入部します。

ブラジル帰りの転校生、「馬堀圭吾」です。
実は「シュート!」で二番目に好きなキャラクター。
久保にこだわる部員たちに矛盾をつきつけるキャラクターです。
ブラジル帰りのテクニックで、見ているものをわくわくさせるサッカーをする選手です。
彼はレギュラーになり、かつて久保のポジションになります。
背番号は11。

10番は主人公のトシですが、馬堀くんは背番号にはあまりこだわらないタイプです。

13年続いた連載の最後は、7年後、かつてともに戦った仲間たち、ライバルだったものたちが、どこでサッカーをしているかが描かれています。

神谷はユベントスのゲームメイカー。

馬堀はサントス。

トシの親友、平松はアーセナルです。

あれ?白石はどこだっけ。←ジュビロだった。

で、主人公トシがなんとレアルマドリード!!!

これがマガジンに掲載されたあと、すぐベッカムがレアルに移籍して、思わず噴きました。

最終回も爽やかでどこまでも「シュート!」はぶれることがなかった。

間違いなくサッカーマンガの名作です。

「サッカー好きか?」

は名セリフです。

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ラベル:コミック
posted by くみ at 01:06| 静岡 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | コミック・アニメムック | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
んで、浜松舞台の名作は河合克敏の『帯をギュッとね!』なわけだね。神奈川が舞台だけど河合の新作『とめはねっ!』も面白いですよー。
Posted by かっぱ at 2007年08月16日 20:03
>かっぱお姉さま

「帯をギュッとね!」は「浜名湖高校」だっけ?
わたし、ずっとモデルは湖WEST高だと思ってたよ。

河合克敏はサンデーだっけ??

お姉さま「DDD2」の取り置きありがとね!

あさっては、お姉さまの体力、気力、は何の心配もないと思いますが、「財布の紐」だけは気をつけてくださいまし。

どーせ帰りに神田に行くんでしょ?あ、池袋??
Posted by くみ at 2007年08月16日 21:23
「シュート!」は主人公よりも、回りの人物の方が
魅力的のような気が^^
僕も「闘将」神谷が一番好きですね~。
中学の時に反目していた斉木さんが、神谷というか掛高の為に
尽力してくれるようになったとこにはジーンときました。
しかしながら・・・やはり一番の名シーンは、
久保嘉晴の11人抜きです。
白石に「点を取ってくる」と行って走り出す久保さん・・・
「ボールを持ったら観客全てが自分を見ていると思え」
って言葉も好きです^^
Posted by 元康 at 2007年08月16日 21:56
>元康さん

神谷くんはいいですよね!!!
「シュート!」のなかで一番成長したのは彼だと思います。

あ、斉木誠って人。
わたしは「腐」なので、神谷の「貢くん」扱いをしておりました。

11人抜きは、大島先生が当時の画力、テクニック、その他もろもろすべてをつぎ込んで描いたシーンだそうです。

>「ボールを持ったら・・・」

元康さんも前におしゃってましたが、某日本代表に言ってやりたいですね~。
Posted by くみ at 2007年08月16日 22:52
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