2007年06月26日

“本のなかの少女たち”

津島佑子著「本のなかの少女たち」です。

以前この本を持っていたのですよ。
その頃のわたしはまだ「少女」だった・・・・。



うーん画像が無いよう。

この本は「名作」と言われる作品の「少女たち」について書かれたものです。
が、あくまでも選んだのは著者・津島佑子が共鳴できる「少女たち」についてであって、ありとあらゆるタイプの「少女たち」が登場するわけではありません。

むしろ偏ってます。

「少女」というと思い出すのは小学校5、6年の頃。

突然、周りの女の子たちの自分との「話」が合わなくなってしまったことがあります。
急に周りの女の子たちがマセてきましてね。
置いて行かれました。

わたしは自分が女の子だと思われるのが「イヤ!」な感じがして、乱暴な口を利き、髪の毛を短くしていました。
スカートも穿かなかった。
急に伸びた身長もイヤで、身体の変化のイヤだった。

彼女たちがどうしてそんなに急に大人(?)になれるのか、不思議だった。
しかもみんな一緒のことするの!!
服も似たようなの着たがるし!!

中学生くらいまで引きずってましたが、高校が女子高だったせいか、知らない間にそんなこと忘れましたよ。

話が合わないのは当たり前ですな~。
わたしはアイドルに熱中しなかったし(当時は)、少女マンガも読まなかったし、下ネタは大嫌い(当時は)だったもの。

同級生の女の子にかなりコンプレックス持ってました。

当時、近くの席のガキに

「○○(わたし)って何も一番なものって無いのな。

生きている意味ないじゃん」


と言われて、かなり絶望したことがありました。

で、わたしは理科と国語と社会の成績が良かったのですが、「理科は○○ちゃんのほう成績が良い」「国語は○○ちゃんのほうが成績が良い」とかいちいち言われた。

その○○ちゃんとかがクラスで目立つ女の子たちだった。

わたしは誰よりも何一つ得意なものがなくて(いや何も出来なかったわけではなく)、総合的な成績はその男の子よりかなり良かったハズなのですが、同級生の女の子たちに何故か敗北感。

で、泣いた。←「帰りの会」の真っ最中。

次の日、ズル休みしたような覚えが・・・。←当時からヘタレ。

今、思えば「徳川家康全巻読破」を自慢すれば良かったじゃんよ。←当時から戦国好き。しかも少女の自慢する内容では無い。

とりあえず、そのガキには「同窓会とかあったら、『復讐』としてビールを頭からかけてやろう」と決めた12歳のわたし。←当時から陰険。

そして今もそんなことを覚えているわたし。←陰険。

それを友人(当時同じクラス)に言ったら「陰険」と・・・。

当時のわたしには12歳なりのプライドがあって、自分の「無意味さ」なんて教えて欲しくなかったのだ。

いや、わたしは本当は「無意味」ではなかったと思うけど、その頃はそこまで頭が回らなかったのだから仕方ない。

なんてことをこの本に紹介してある『新ムーシェット物語』の「ムーシェット」と言う少女の項を見ると思い出す。

「自分の不幸が恥ずかしい」と気がついてしまった少女。

でもその『新ムーシェット物語』を読んだことがない。←・・・ダメじゃん。

古典の翻訳ものは読みづらい。
光文社が「古典新訳文庫」というものを発行したので、「本のなかの少女たち」に紹介されている作品も読みやすくなりました。

とりあえず読んだ。↓。しかも買った。

「恐るべき子供たち」のエリザベートはかなり気になっていました。





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posted by くみ at 21:56| 静岡 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 読書(文芸・評論) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちのオクサマも、よく思春期の頃の「恨み節」をくちにしますけど

「今更そんな事言ってもしょうがないじゃん…」なんて
ツッコミを入れようもんなら、奥歯がガタガタ言うくらい
反論されます。

女心というのは、難しいのぅ…

ところで、洋物の古典は苦手ですが
英語の勉強で原文をよく読んだ記憶があります。
原文で読むと、韻の踏み方などが美しくて
新たな発見がありますね…。
などと、遠回しにインテリぶってみる。

メチャクチャ読むのに時間がかかりますけど。
Posted by zep at 2007年06月27日 09:32
お久しぶりです!
頻繁に遊びに来ていたのですが、
高度なネタにゆうこりんのコメント能力がついてゆけず・・・読み逃げでした~

くみ姉さんみたいな友達、いたいた!!
何だか、笑ってしまいました。
ゆうこりんは女子化するマセていた同級生達を飛び越えて、悟りの境地にいたので、
くみ姉さんのような友達と放課後語り合うのが好きでした・・・。
グループ化する女子達を、「子供らしくて可愛い!」とか思っていた小学生ゆうこりん。
いやはや、この頃からちょっと変わった子でしたわ☆
何だか思い出して懐かしく思っちゃったよー。
Posted by ゆうこりん。 at 2007年06月27日 13:41
こんばんは。私もそんな事言われたら、絶対に忘れませんね。
「お前はしつこく、昔のこと覚えている。」とだんなに言われたりしますが、過去は良いも悪いもみんな自分の財産だと思っていますので忘れたくありません。そんなものしか財産と呼べるものがないのも悲しいですが。
時間が経つと見方が変わっていくものってありますよね。そのとき丁寧に教えてくださった少女の、本音―妬みが今ならはっきり見えてしまうような気がします。

ちなみに『新ムーシェット物語』はやっぱり知りません。「恐るべき子供たち」は読みましたが、あまり記憶がなくて、残っているのは萩尾望都の漫画の記憶のみです(汗)
Posted by kiriy at 2007年06月28日 00:32
インテリzepさま

いや~、少女時代に一番辛いのは小学校5、6年なのですよ。
一応友人、知人にも尋ねてみましたが
「あるあるある」
ってな感じでした。

ところで、わたしは英語の原文は読めません。
読めても意味がわかりません。

英語についてはパーです。

痛くコンプレックスを刺激されたような・・・。

あ~英語が得意な級友が「ビートルズ」はじめ「洋楽」が好きで訳詩しているうちに得意になったって言ってました。


ゆうこりん

ゆうこりんみたいな同級生がいたら、当時のわたしはかなり楽だっただろうな~。

ところで、「高度なネタ」ではなく「オタなネタ」とはっきり言ってもいいわよ。
わたしわかってる・・・。

今月はまったく「本」の記事が書けなかったよ。

ダイコが外に出てくる日も近いね~。


kiriyさま

ええ、まったく、今でも愚痴に出しますよ。
わたしは「余計なことを覚えている」とよく人に言われます。

ところで会話には続きがあって、わたしが
「どうしてそんなこと言うの?」
と聞いたら
「だって本当のことじゃん。本当のことを言うのは正しいじゃん」
と言われました。

違う!違うのだ!!本当のことでもどうでも「人を傷つける言葉」は言ってはイカン!!と思います。

『新ムーシェット物語』は探したこともあるのですが、「短編」らしく、、見つかりません。
Posted by くみ at 2007年06月28日 19:44
ごぶさたしております~
なんのかんのと言い訳して爆裂サボリ更新中!であります。

ところで自分の少女時代を思い出してしまいましたわ。
アタクシもくみさまと同じような部類のニンゲンでしたの。
その子はそのとき自分に「一番」なモノがあったのかしらねえ。
でも「一番だ」と思えた、というのはスバラシイことね。
絶対違うけどね。くす。
…これ以上書くと性格の悪さが暴露されてしまうのでやめておきます。

人から教えてもらったのですが、誰かの詩に
「正しいことは『そっと』出せ」
という言葉があるそうです。

「正しいと思うこと」を「そっと」出せるのが大人だと思います。
Posted by ぽるきち at 2007年06月28日 22:52
オクサマ

ありがとうございます。
わたしの少女時代に共感していただける方がいらっしゃたとは!
嬉しいです。

まぁ、わたしに悪態をついたその子ですが、何か一つのことにものすごく詳しかったと記憶しております。

やはりわたしも「戦国武将」(・・・)で勝負すればよかったです。

>「正しいことは『そっと』出せ」

すばらしい言葉です。
座右の銘にしたいです。
Posted by くみ at 2007年07月01日 01:21
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