注・歴史の裏にこんなエピソードがあったんだ~!?程度の本です。
真剣に読む本ではありません。
「耽美」にひかれたわけじゃありませんから!!
っつか「耽美」なエピソードなかったよ。
注・腐女子は自分の嗜好を「耽美主義」などとは思っていない。たちの悪いことに「当然よ!!」と思っている。
ちなみに「官能」だけを求めるなら素直に「U野鴻一郎」氏の作品(・・・)を読みます。
「団鬼6」氏は痛そうだから読まない。
「官能」的なシーンはないですよ。
単なる野次馬根性です。
こうやって「知っていても何の役にもたたない知識もどき」が増えていきます。
それにしても↑この表紙・・・。
この本は図書館に予約(わざわざ・・・)してあって、母に借りにいってもらったのですが・・・。
部屋に置いてある同人誌の表紙を見られるより気まずかったです。
ま、今更だけど。
え~、禁断の愛に身を投じた人物たちのエピソード満載です。
全部で六章になっております。
Ⅰ ホモ・セクシャル
Ⅱ 近親相姦
Ⅲ ロリータ・コンプレックス
Ⅳ サディズム
Ⅴ カニバリズム
Ⅰ なんて「禁断」ではない、と思っているわたしですが、それはわたしが日本人だからでしょうか?それとも腐女子だからでしょうか?
西欧では「拷問「処刑」されてきた「男色」ですが、日本では堂々と行われていたわけで、なんつーか、日本っておおらかだよな・・・と思いマス。
Ⅰ で紹介されている人物は、
童話集「幸福の王子」などで知られるオスカー・ワイルド。
「ティファニーで朝食を」のトルーマン・カポーティ。←最近じゃん!!
などなど。
そういえば全体を通して作家さんが多いですな。
やっぱ突き詰めていくと「禁断」の領域に踏み込んでしまうのでしょうか?
Ⅱ はなんでも人類最後のタブーだそうです。
紹介されているのは大詩人・バイロン。
真実は定かではないが「嵐が丘」のエミリ・ブロンテ。
古代エジプト・プトレマイオス王朝では女子が「王位継承権」を握っていたため、姉と弟(同母)で結婚することが多かったそうですが。
クレオパトラも弟と結婚してます。
日本の古事記はいきなり最初が兄妹神ですね。
やっぱ日本って・・・・。
最近多いのは「性的虐待」。←「虐待」は駄目。駄目なものは駄目!!!
Ⅲ はこの言葉の発端となった「ロリータ」の作者、ウラジーミル・ナボコフ。
若い奥さんとばかり結婚したチャップリン(彼は身を滅ぼしてはいないけど、裁判で痛い目にあった)。
え??ヒトラーも??
「オリバー・ツイスト」のディケンズも!?
人の嗜好は自由ですが、ロリコンであるがゆえに幼い少女(少年も)に手を出すのは犯罪です。
この本にも書いてあります。
~胸の中にしまっておく限りなんの問題もないが~
Ⅳ といえばやはり語源となった「悪徳の栄え」のサド伯爵。
そして、フランスをジャンヌ・ダルクとともに救ったジル・ド・レ男爵。
これも夫婦や恋人同士合意の軽いSM行為ならなんの問題もないわけですが、相手が嫌がったらやめるべき。
独り身の方はその手のお店へ。
Ⅴ 苦手なかたはスルーしてください。でも伏字にはしない。
ジェフリー・ダーマー(1991年)曰く、上腕ニ頭筋はフライにして野菜と一緒に食べると「他の肉なんて食べられなくなるぜ」だそうです・・・・。
彼は1070年の終身刑です。
もともと西インド諸島の部族の風習から名づけられたそうです。
その部族ではそれが「常識」だったのだから仕方ない。
いまはその風習は絶えたそうで。
飢餓のための食人、はある意味責められない、と思います。
日本にもそんな小説がありました。
著者も述べていますが、快楽ゆえの「食人」は理解しがたいものがあります。
まぁ、どの章も世間の常識のあちら側に行ってしまわれた方々なのですが、どうしても芸術分野専門の方が多いのですね。
その人のその「嗜好」がなければ生まれてこなかった「作品」たち。
我々はその「嗜好」を知らないまま、その「作品」たちに親しんできた。
例え作者の「嗜好」を知ったとしても、その「作品」たちに対する敬意はかわらないでしょう。
ただし「犯罪」はイケマセン。
駄目なものは駄目!!!です
胸の中にしまっておくことができなくなったら・・・・
とりあえず同人誌を発行・・・・としか思い浮かばない・・・・。
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ラベル:本
この手のアングラな本を読むと
変な汗をかいちゃうボクは、まだまだ一般人だな。
…なんて思うのですが。
ゲイはロックミュージシャンにも多いですから
あまり驚きませんけれども、近親やカニバはもはや
禽獣の領域ですよね~…。
そんなボクは、Sに見せかけたドMなんですけど。
しかし、うのーこーいちろーが出てくるとは思わなんだ。だんおにろくは活字より日活ポルノのイメージが強いです。私はかつめあずさを読んだなあ。官能+バイオレンスならおーやぶはるひこがいいです。
腐女子は関係ありませんから!!
わたしもこの本の表紙には変な汗をかきました。
最近、若い子たちの間では「僕は妹に恋をする」(双子兄妹愛)などの「禁断愛」のコミックが流行中。
なかなかに「過激」な内容にわたしもびっくりすることがあります。
こういうコミックを読んでいる子たちが大人になったころ、TVドラマも「口あんぐり」な過激な内容になっているんじゃないですかね?
カニバですが、かなり理解不能でした。
人間って美味いのか??
やめられなくなるほどの美味なんでしょうか??
わたしは松坂牛のほうがいいです。
カニバな方々は殺す過程も楽しんでいるようなのでS傾向もかなりあるみたいです。
わたしも自分はMだと思いマス。
『ひかりごけ』を途中で断念した軟弱ものはわたしです。
だって世間から非難されるのはいたたまれないんだもん。
うのこーいちろー氏はもともと純文学の方だったそうで、なるほど!と思ったことがあります。何か表現が遠まわしなんですよね。
かつめあずさ氏はバイオレンス&サスペンスですね。ハードですね。
本音言うと、どんなエ□小説よりも「銀蛮」本がいいです。
きっとこの本で詳しいことを知れば別かもしれません。
といいつつ鬼6は読んだけど途中で飽きたし
「悪徳の栄え」も講釈が長くて飽きたし
同性愛は(美しければ)まったく問題ないし
などと書くといろんなことが疑われますかそうですか。
でも「ひかりごけ」は映画を見たのですが、
三国連太郎の演技がよかったのでかえって
いたたまれませんでした。
エロ&バイオレンスは萬月さんでいいやー
わたしもどれにも拒否反応はありませんでした。
が、サディズムは「拷問」とか、痛そうでヤだな・・・と。
カニバは理解不能、というより疑問が残りました。
「人間って美味いのか??」と。
雑食だし、骨っぽいし、かなり疑問です。
しかもジェフリー・ダーマーは男性ばかり食べてて、「美味い」とか言ってます。
「女性」の方が美味いんじゃないか?と思います。
「ひかりごけ」のように食わないと死ぬ状況だったら仕方ないよな・・・と思います。
映画は見たことないんです。
私はエロもバイオレンスも「同人誌」で十分です。