2007年02月08日

“美少年日本史”あ~あ。

この本は図書館の「日本史」の棚にありました。
あ~~~。
読んじゃったよ・・・。
言い訳がましいことをいうと、「美少年」というタイトルでは手に取らなかったでしょう。
その後に「日本史」とついているところに惹かれたのです。



日本には「美少年」が特別扱い、丁寧に扱われてきた歴史がある。
と著者は述べています。

日本の長い歴史のなかで、ほんの最近(とは言っても明治維新まで)まで男性の同性愛はタブーではありませんでした。

大抵のかたは戦国大名とお小姓なんて思い浮かべるでしょう?

いや、しかしだ。

平安時代はもっとすごい!!
平安時代って同性愛にかぎらず『タブー』が無かったんですよね。
『源氏物語』を読むとわかるんですが、女房が主人の悪口言うのは当たり前。
他人の屋敷に入り込むのも当たり前。
塀の崩れたところから、植木を盗むのも当たり前。
で、他人の女房と寝るのも当たり前。
主上につかえる女御と通じようと許されてしまう。

いけないことは『外聞が悪い』ということ。
つまり、『噂』になったら本人の気分が悪くなる、だけ!!!

光源氏が父帝の妃である藤壺の女御と通じて、不倫の子をつくったとしても、光源氏は「ああ、帝の妃と禁忌を犯した。いけないことをした」なんて思っていない。
「ああ、父上の大事な人なのに。申し訳ない。でも」とは思っている。

つまり、光源氏は父帝に大切に育てられた恩義からそう思っているのであって、父帝との仲が悪かったら反省なんてしない。
ってワケです。
これね、バレたら、たぶん藤壺の女御は光源氏に引き取られ、世間の噂の的となって、「藤壺の女御はほんとうは中宮になれるはずでしたが、臣下の妻におさまりました。残念なことです」で終りです。

だから、
平安時代、『男性同士の同性愛』がまーったく『噂』になっていない。

イコール

堂々としてました。

になるのです。ホント。

実際『源氏物語』の光源氏と『空蝉の弟・小君』の関係は大野晋氏と丸谷才一氏が『黒』だと断定しているそうです。
瀬戸内寂聴氏も『関係有り』としています。

おっと熱弁をふるいすぎましたか??


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さて前フリが終わったところで本題です(え、今までのは前フリ!?)。

この本で最初に取り上げられているのは『倭建』(ヤマトタケル・日本武尊)です。
草薙の剣の持ち主です。
わたしは親戚が旧清水市に多くいまして、とくに従兄妹たちが草薙の『草薙神社』の近くに住んでいるため、昔からヤマトタケルの話を聞いたり、本(古事記)を読んだりすることが多かったのです。
静岡県は『焼津』とか、ヤマトタケルに縁のある地名が多いですね。

ヤマトタケルは父帝の言いつけでクマソタケル退治に行かされる。
クマソタケル兄弟は女装して酒の席にもぐりこんだヤマトタケルを自分たちの間に座らせる。
で、油断スキに殺られちゃう。

小学校のころ、こう思ってました。

なんで男だって気がつかないんだ!!??

古事記の時代の話からはじまって

院政期の男色

源平合戦の美形←義経ですね。

室町時代の大寺院の寵童

戦国美少年録

美少年の売色

などなどなど、ずらずらと『例』があげられています。

武田信玄と高坂弾正とか、上杉謙信と直江兼続とか、これじゃまるで某ミ○ージュ・・・。

徳川家康と井伊直政とか・・・去年の大河で想像してはイケマセン。

戦国大名と小姓の関係は『忠義』の証であったらしく、多くは後に大きく取り立てられることが多いのですが。

江戸時代になると『色子』とか『陰間』とか言われる人たちが登場します。
芸人で、お客もとる、という感じらしいです。

そういえば江戸時代、『姦通』は重罪でした。
たしか市中引き回しの上鞭打ち、いや遠島??
心中も重罪で、女性が生き残ったら、その相方の死体と一緒にさらし者にされるんです。
でも『姦通』で痛い目にあうのは結局女性。←だったはず。

例えば、旦那が男と関係していようと、それは『浮気』ではない。

平賀源内なんて『少年売春宿案内』まで発行してます。

江戸時代までは『男性同士の同性愛』はまーったく普通のことだった。
明治維新に入り、西洋の文化が浸透するにつれ、それは『変態性欲』と扱われるようになった。

欧米では日本の江戸時代にはすでに『同性愛』は法律で禁じられていました。極刑ですよ!!!

なんつーか、日本って・・・。

ところでわたしはそんなことには『萌え』ません

堂々とされても・・・。

現代のBLモノは女性の男性社会に対する『反抗的態度の表れ』だとも言われてます。
そこんとこ、どうなのかわかりませんが、『禁忌』だからこそ『萌え』有り、みたいな!?

そういえば『女性同士の同性愛』について何も書きませんでしたね。
えと、女性同士は『精神的充足』を求める同性愛。
それに対し『物理的充足』を求めるのが男性同士、だったはず。

女性同士の場合は『想像』だけで終わってしまうんですよ。

男と違って。

オチなし。以上。


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ラベル: 歴史
posted by くみ at 22:36| 静岡 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 読書(日本史・世界史・古典など) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「あ~あ」はこっちのセリフだと。

朝からスゴいもん見ちゃった…(涙
腐女子の萌えのツボを解説されても…

江戸時代の公衆浴場の絵などをみると、混浴はおろか
普通に、男の人が男の人の…みたいな絵が残ってますね。
「ま。なんてハレンチな!」みたいな。

ある意味、昔の日本人、ロックやん…。




イキイキしていたので、三回ポチッときました。
Posted by zep at 2007年02月09日 09:09
こんばんわ~vv
こちらの「ブックマーク欄」に登録しちゃいましたので、
ご報告に参りました~vv


それはそうと、個人的には「裏の歴史(笑)」に興味があったので、
喜んで記事を読んでしまいました。(苦笑)

ええ、喰らい着くところが立派な腐女子です。

ですが、確かに堂々とされちゃあ萌えませんな!(爆)
秘めるからこそ『萌え』って、よーく分かりますよ。(^^)

そういえば、『同性愛』だけに限らず、
女性ってモノじゃなくて、頭の中で興奮しますからね。
男はモノだけでオッケーなんだそうですが。

しかしそれだと同人誌が成立しない。(笑)

日本は、幕末以来キリスト教的考えが全国に広まっちゃって、
「禁忌」として同性愛が挙げられちゃったみたいですけど。
しかし昔みたいにオープンな同性愛って、いいんだろうか。
と考えてみちゃったり。

ところで、ワタクシ、“腐女子狙い”の作品じゃなくて、
少年漫画みたいな『純粋な少年モノ』にしか萌えません……。
やっぱ、「禁忌」が萌えなんでしょうか。(汗)

が、やっぱ私って面食いかも。
と実感した最近のジャンプでした。(おいおい)

ここで長々と熱く語って申し訳なく。。。
Posted by リリコ at 2007年02月09日 23:21
zepさま

あら、zepさま、違います。
わたしは「腐女子の萌え」について語っているのではなく、「日本史の裏」について語っているのです。
「萌えのツボ」はオマケです。

ああ、ロック、ロックですね。
花の大江戸はとくに!!!
ロックといえばセッ○ス、ドラッ○、ロックン・ロールですもんね。

そうそう、zepさま、わたくしに強力なオトモダチができました!!
↓の方。
リリコさんです!!


リリコさん

ををを!!プロポーズを承知していただけましたか!!!

ありがとうございますっ!!!

また、あっつい語りもありがとうございます!!

そうそう!わたくし、リリコさんと同意見です。
わたしも“腐女子狙い”の作品にはまーったく興味がありません。
『少年マンガ』や『オリジナルアニメ』を『妄想』するのが楽しいので、最初からホモ確定じゃつまらんのです。それこそ『堂々とされている』のと一緒ですね!
まぁGet Backersは「少年マンガ界の禁忌に挑み続ける画期的な作品」ですがね!!!

>面食い

それも同意見です!!
そこは大事なところですよ!!!

ま、なんにせよ、同じ時代に西洋では迫害を受けていた『男性同志の同性愛』が、日本では『あったり前』ってところ、
日本ってロックだな~!と思います。

Posted by くみ at 2007年02月09日 23:41
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