2006年11月29日

あのとき、何が起こったか?“アンダーグラウンド”

この本『アンダーグラウンド』は発売されたとき、すぐに読みました。

昨日の『チェチェン やめられない戦争』と対のつもりで書きます。

『チェチェン』はロシアから圧倒的な軍事力での暴力を受けている。
武装勢力でもない、一般市民がどういう扱いを受けているか?
一般市民がテロ組織に加わる『連鎖』とは?
それらを書いたものが『チェチェン やめられない戦争』です。

『地下鉄サリン事件』は新興宗教の一方的な暴力によって、多くの被害者を出した。
あの1995年3月20日、東京の地下で何が起こったのか、を被害者が語ったものが、この『アンダーグラウンド』です。

アンダーグラウンドアンダーグラウンド
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] アンダーグラウンド
[著者] 村上 春樹
[種類] 単行本
[発売日] 1997-03
[出版社] 講談社

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何者かによって侵食される日常。
「こちら」と「あちら」に分けられてしまった世界。
突然、日常が反転するような出来事。
後味の悪い、意味のわからない出来事。

それらを村上春樹氏が被害者62人にインタビューし、まとめたものがこの本です。

ひとりの被害者の方が語ります。

被害者のいる地下鉄の出口では大勢の人が倒れ、苦しんでいる。
その光景を、道路の向こう側を歩く人々は目にしながらも、歩いていく。

あの新興宗教が、まるで他人事に思えたように、道路の向こう側を歩いていた人々にとっては「こちら」のことは他人事なのだ、と。


加害者と被害者の間に『傍観者』がいる。
最近の事件らを目にするたびに、そう思います。

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この記事へのコメント
…真面目な話題の時にすみませんが。

くみさま、当ブログでご紹介させていただきました。
もちろん、スレンダー美人。ということで。

…それ以上は、聞かないで。
Posted by zep at 2006年11月29日 21:31
zepさま

『生暖かい』ご紹介ありがとうございました。
ええ、もう拝見いたしました。
思ったより・・・・。

本と『その他』の記事とのギャップを今日と明日で表現してみようと思っていますです。 
Posted by くみ at 2006年11月29日 22:38
リンク、ありがとうございます。

ところで…イエモンの「JAM」って曲の中に

♪外国で飛行機が墜ちました ニュースキャスターは嬉しそうに
「乗客に日本人はいませんでした」いませんでした…

という歌詞がありまして
(これは、やっさんさまが詳しいでしょうけど)

それを聞いて…とてもね~、悩んだ事があります。

傍観者は 善 or 悪 か!?…みたいな。
興味を持たないのは 善 or 悪 か!?…みたいな。

行き着くところは「ボクは、ボク。」なんですけどねw
Posted by zep at 2006年11月30日 17:22
zep さま

「JAM」の歌詞はよく覚えています。

最近いろいろ考える機会が多くてですね、で、借りた本もこういう本で、記事にしたのですけれど・・・。

正しい答えなんてものはなく、自分で判断するしかないのだなぁ、と。
Posted by くみ at 2006年11月30日 20:00
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