2006年11月12日

“秀吉の枷”孤独と悲哀。

先日、ドラマ『信長の棺』が放映されましたね。
原作をだいぶ省略してありました。
ドラマ化となると仕方ないのかなぁ、と思いました。
『信長の棺』は信長の側近であった太田牛一が主人公でした。
小説『信長の棺』の記事はこちらです。→こちら。
『信長の棺』を読んだとき、すでにこちら↓『秀吉の枷』は発売されていたため、いろいろ書いてしまうとネタバレになってしまうかなぁ??と思ったのです。
ドラマ化してしまったからには、ちょと制約が少なくなったかな??

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[著者] 加藤 廣
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歴史は片側から見てはいけない、と思いました。

『信長の棺』を読んだときは

秀吉、貴様ー!!

と思ったのですが、秀吉には秀吉の、理由があったのだと思いました。

もちろん、『本能寺の変』をおこした明智光秀にも、理由はあったのです。

二人とも己の使命と信じて行動を起こした。
覇王『信長』は討たれねばならなかったと、この『秀吉の枷』では語られています。
この作品はフィクションですが、ときにフィクションは真実以上のものを私たちに教えてくれます。

続きは『信長の棺』の内容をしらない方には超ネタバレになってしまいますのでご注意を。


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竹中半兵衛、三十六歳。
死と引き換えに秀吉に残した言葉は

「覇王を地獄へ導く手だて・・・・」
であった。


この殿のためなら死んでもいい

心底そう思っていた秀吉にも、信長の所業は理解しがたいものとなっていく。

明智光秀の謀反を察知した秀吉は、前野将右衛門に命じる。

本能寺の抜け穴を封鎖せよ

何故、秀吉が本能寺に抜け穴があることを知っていたか?
信長が内密に抜け穴作りを命じたのが秀吉であり、実際に抜け穴を掘る工事を行ったのが前野将右衛門である。

本能寺の抜け穴のことを知っているのは、信長と小姓以外では、羽柴秀吉、羽柴秀長、前野将衛門、黒田官兵衛、蜂須賀小六の5人。

そして、抜け穴を封鎖したことを知っているのは、秀吉と前野将衛門のみである。

光秀の謀反に乗じて、信長に手を下した秀吉。

だが、そのことがの秀吉に『枷』となっていく。

ついに天下の覇者となった秀吉に生じる心の闇。
真実を知る家臣たちを遠ざけ、甥・秀次を殺し・・・・。


秀吉が最期に見た悪夢とは!?

さてこの作品では『信長の棺』以上のミステリー、

ずばり!!

茶々の子、誰の子!?

も書かれています。

実は私、秀吉って好きじゃなかったんですよ。
ま、もともと好きな戦国武将っていないんですが(しいてあげるなら結城秀康・・・・オタ・・・)。
でもこの作品の秀吉は、哀れでした。

著者・加藤廣氏は、今度は光秀の娘婿『明智左馬助』を主人公にした長編を執筆中だそうです。
『本能寺』を三方向から見ることになりますね。



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posted by くみ at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(文芸・評論) | 更新情報をチェックする
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