2006年08月22日

「あたしと、心中しない?」“いちご同盟”

三田誠広「いちご白書」です

この記事は昨年(2005年)8月22日に更新したものを加筆修正したものです。

「あたしと、心中しない?」


北沢良一は、上原直美にそう言われた。

「あたしと、心中しない?」


懐かしいですな〜。

「いちご同盟」

いや、私がコレを読んだときは、すでに立派な大人になってましたけどね。

この本、教科書に載っているそうですね。

教科書に載る部分ってつまらない部分が多くて、小説全部を読む機会をかえって失うことがありますよね。

もったいない。

一行目にラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』が出てきて、読む気になったのを覚えています。

私はピアノは弾けないけど。

あ、吹奏楽部で演奏したことあったけど、この曲トロンボーンの出番ないんだもん。
1曲まるまる休み。


野球少年とピアノ少年と、病の少女との夏の物語。

「いちご」は15歳の15です。

もう助かる見込みのない病の少女。

その幼馴染の有名高にスカウトされるほどの野球少年。

進学で揺れる音楽の道を目指す、ちょっとだけ死に憧れる少年。

かかわりのなさそうな少年少女が知り合い、やがて少女と主人公は恋に落ちる。

未来のない恋だ。

少女はついに亡くなる

「あなたが好き。死ぬほど好き」

という言葉を残して。

ずっと彼女を見守ってきた野球少年は、彼女への想いを主人公に託す。

同じ思い出を持つ、ということ。

それは、思い出を通じて、相手を思うということ。

私は、最後のほうに語られる、直美のお父さんの語りが好きです。

〜わたしと妻はどこか希薄な関係だった。

しかし直美が生まれてきてから、わたし達は変わった。

これからは娘を亡くした妻の哀しみを理解し、妻はわたしの哀しみを理解し、お互い支え生きていける。

すべて直美のおかげだった〜

いちご同盟 (集英社文庫)
三田 誠広
集英社
売り上げランキング: 38719
おすすめ度の平均: 5.0
5 中学生ぐらいの時に国語の教科書で初見。
5 悲しくも甘い後味のする青春小説
5 15才の人生、生活、命
5 「生きる」ということ
4 生きる勇気。意味。


まだ読書感想文を書いてない諸君にオススメです。

っていうかいまって「読書感想文」の宿題が無い学校が多いでしょう??

本は読みなさい。←この記事を「感想文」として丸写ししたら地の果てまでおいかけるわよ!!

大人になってから「読書」をまったくしない人はちょっと敬遠されるわよ。

本ばっか読んでも敬遠されるけど。

はっ!!!このブログを読んでくださる方々のなかに中高生っていらっしゃるんでしょうか??

中学生のお嬢さんと相互リンクしてるけど。←私がそそのかしたわけではありません。

いや、そそのかしたのか・・・。

「生きろよ」

「生きるよ」


この哀しみをいつか自分はわすれてしまうかもしれない。

でもお前だけは覚えていてくれ。

主人公が託される言葉です。

彼は哀しみを胸に生きるのです。


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posted by くみ at 00:29| Comment(15) | TrackBack(0) | 読書(文芸・評論) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうも。お久しぶりです。
俺もこの「いちご同盟」を高校のときに読みました。
たしか、ものすごく胸を打たれたような記憶がありますが、ぼんやりとしか思い出せません。。。もう一回読もうかな。
Posted by mid at 2006年08月28日 23:13
midさん

若い頃読んだ本を読むと、また別の感動がありますね。
「いちご同盟」は古い作品だけど、まだ集英社夏の100冊にも入っているし、かなりのロングセラーですね。
淡々とした文章だけど、どこか胸を打つ名作だと思います。
Posted by くみ at 2006年08月29日 00:13
こんばんは、相互してる中学生ですwww
いちご同盟・・・。教科書に載ってるんですか。
そのうち読んでみようかなー。
残念ながら読書感想文はもうないんですけどね(´・ω・)
Posted by 砂音 at 2006年08月29日 19:25
砂音さん

いらっしゃい!
あ、でも中学生がこんなところにきて、よけいなものを覗いちゃいけませんよ。
18菌がうようよしてますからね。
そうそう、セ○チューを読んだ私の妹が「いちご同盟」のほうがいい!と言ってましたよ。
ま、私、セ○チュー読んだことないけど。
教科書もいっぱい種類あるから、どの出版社の教科書かわからないけど、採用されたのは確かです。

上のコメントのmidお兄さんがおしゃっているように、かなり胸を打つ名作です。
Posted by くみ at 2006年08月29日 19:35
ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』大好きな曲です。
ピアノ版の楽譜で時々弾いています。
Posted by しずか at 2006年08月30日 18:52
しずかさん

私もピアノが弾けるようになりたいです。
あ、でもピアノを置く場所がないか・・・。
もしも〜ピアノが〜♪
Posted by くみ at 2006年08月30日 19:08
初めまして!いちご同盟で検索してて来ましたw
私ゎ今中1です。それで今いちご同盟を呼んでいます。
まだ全然読んでないんですけど、先が楽しみです☆
ただそれだけのコトでコメントしました((汗
Posted by 穂乃佳 at 2006年09月08日 18:54
穂乃佳 さん

コメントどうもありがとうございます。
検索で来る方にコメントをいただいたことが、ほとんどないので、とても嬉しいです。
穂乃佳 さんは中一か。
若いな〜。
「いちご同盟」は穂乃佳さんぐらいの年齢のかたに、是非読んで欲しい本だと思います。
読み終えたら、よかったら感想もいただけると嬉しいです。
ありがとう。
Posted by くみ at 2006年09月08日 22:50

こんにちは!
今、いちご同盟読んでます
明日頃には読み終わるんじゃないかな〜
2006年にUPしてるのに
2010年にすみません;

私は中3の女子ですー
すごくいちご同盟好きになりました。

何回も読んで
感想書きたいと思います


Posted by まっきー at 2010年07月07日 21:28
>まっきーさん

コメントどうもありがとうございます。

基本的に、わたしはいつの記事にでもコメントをいただけると嬉しいです。

「いちご同盟」はリアルに中学生のときに読んで欲しい作品です。

そして、大人になったとき、さらに大人になったときに読むと、懐かしい思いとともに新鮮な思いをすることと思います。

どうか、この作品を大切に思ってください。

それから、一生に読める本の量は決まっています。
若いときから、たくさんの本を読んでください。

言葉はあなたの人生を豊かにします。
Posted by くみ at 2010年07月07日 23:48
はじめまして〜〜♪
うpから6年経ってるけどいるのかな...
今中3です!
今年の読書感想文は読もうと思います!
もちろんいちご同盟!♪!
この記事かなり参考になりました!
ありがとうございます♪♪
Posted by redxblue at 2012年08月21日 18:32
>redxblueさん

コメントどうもありがとうございます。
このブログはまだまだ稼働中ですよ。
感想文にお役に立ててよかったです。

「いちご同盟」は大人になってから読むと、また別の感動があります。

あなたが大人になったとき、どうかもう一度読んでみてください。
Posted by くみ at 2012年08月22日 20:44
>くみさん
またブログ見に来ますね♪
大人になるまでとっておきます!!
Posted by redxblue at 2012年08月23日 14:09
>redxblueさん

たまにしか更新しませんが、また見にきてくださると嬉しいです。

中学生向けの本はあまり読んでいませんが、
わたしの書いた記事のなかに、
少しでも、あなたの興味をひく本があれば
嬉しいです。
Posted by くみ at 2012年08月25日 22:27
只今中3の男子ですw
今年の読書感想文にいちご同盟を読みました。
なかなか書けず少し参考にさせていただきました。
それととてもいい本でしたので、今小6の弟にも中2ぐらいに読ませようと思います笑
Posted by わっくん at 2014年08月03日 04:33
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