2006年07月24日

“七姫幻想”

本当は七夕の日にあわせてUPしようとして借りてきたんですが、見事にズレました。
こうなったら8月7日に合わせればいいのに・・・返却期間過ぎてしまいます。
この本です↓。



森谷明子
七姫幻想

七夕の織女の異称があるそうです。

秋去姫(あきさりひめ)
朝顔姫(あさがおひめ)
薫姫(たきものひめ)
糸織姫(いとおりひめ)
蜘蛛姫(ささがにひめ)
梶葉姫(かじのはひめ)
百子姫(ももこひめ)

知らなかった。

で、私、この本は七つの短編集だと思ってたんです。

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連作ミステリーになっています。
キーワードは「糸と水と女」。

第一章「ささがにの泉」

登場するのは衣通姫(そとおりひめ)。
本朝三美人の一人です。
本朝三美人とは「衣通姫」「光明皇后」「右大将道綱母」と言われています。
が、染殿の皇后、小野小町など、他説あり。
衣を通して美しさが輝いている、という女性です。

その、衣通姫の寝所で大王が亡くなった。
誰も立ち入ることのできない館のなかで。
犯人は衣通姫?


第二章「秋去衣」

軽皇子と軽大郎女の禁忌の恋。


第三章「薫物合」

清原元輔(清少納言の父)、登場。
清少納言も出てきます。


第四章「朝顔斎王」

後朱雀天皇皇女娟子内親王(後朱雀帝斎王)。呼称「狂斎王」


と、古事記の世界の人物から実在の人物までをからめて、短編になっています。

そして七つの作品で、大きな謎が解ける。

美しく怪しいミステリーです。


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posted by くみ at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(森谷明子) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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