この本はおもに、三浦氏の「活字中毒」っぷりを描いたエッセイです。
本に関するエッセイを依頼されることが多いという三浦氏。
それらを一冊にまとめたこの本は、ブックガイド的役割もあります。
私にとっちゃあ、読書はもはや「趣味」なんて次元で語れるもんじゃないんだ。
持てる時間と金の大半を注ぎ込んで挑む、「お前(本)と俺との愛の一本勝負」なんだよ!
と書かれているように、ほとばしってます。
愛が。
わかる気がするな~。
わたしの読書量や、本への挑み方は三浦氏に遠く及ばないのですけどね。
わたし、今読んでいる本は、池上永一氏の「テンペスト」上下。
この「テンペスト」がすっごいぶ厚く長く、また言葉が特殊で読むのに時間がかかる。
ま、それを読んでいるのですが、キリのいいところで「休憩~」と息を抜くのが、ネットの小説(同人サイト)を読むこと・・・。終っとる。
まるで「あ~、タバコでも吸うか~」「缶コーヒー飲むか~」という感覚で、「あ~、今日の『日○谷×○菊』(By「BLEACH」)読んどくか~」みたいな。アホウ。
「BLEACH」←ハマりました。朝から晩まで大変です。最近、ブログの更新がまったくなのは、コレのせいです。
朝ご飯のとき、朝刊読まないと落ち着かないし、夕ご飯のときも夕刊読まないと落ち着かないし、夜寝るときも本読まないと落ち着かないし、月曜日はジャンプ(「BLEACH」のみ)、読まないと落ち着かないし。つかジャンプは余計だろが。
どんだけ、自分、活字好きなんだ!!と思います。
でも「読書家」でも「活字中毒」でもないよ。
上には上がいるし。
この本を読んで思ったね。
アンタ!!(三浦氏)
どんだけ活字が
好きなんだーーー!!!
さすがだ、「愛の一本勝負」

わたしなんか最初から勝負にならないのね。
三四郎はそれから門を出た
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三浦 しをん
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こういう本で、自分も読んだ本が紹介されていると嬉しいですね。
桐野夏生氏の「リアルワールド」と「グロテスク」には、思いきりうなずいてしまいました。
「グロテスク」はジメジメした感じが日本の夏に良く似合う。
確かに残暑厳しい時期に読むと、身の内から湧き上がる怒りのパワーで暑さが吹っ飛ぶと思います。
で、読みたいと思った本が紹介されていると、をを!!やっぱ読もう!!という気持ちになりますね。
タニス・リーの「バイティング・ザ・サン」
図書館でリクエストしたら、何かの手違いで無効になちゃってさ。
もう一度リクエストするの面倒だと思ったけど、明日図書館行ってくるわ。
佐藤賢一の「剣闘士スパルタクス」も、汗臭そう・・・と躊躇してたけど、やっぱ借りてこよう。
本の紹介、本に関するエッセイが続いたかと思えば、こんな章もあります。
本を読むだけが人生じゃない
そらそーだ!!
わたしの場合は、読書もそうですが、昔行きまくっていたライヴとか、「現実からの一瞬のトリップ」を味わいたい、という気持ちが強いですな。
それじゃアレか??
人間、外に出なくては生きてはいけないワケで、外に出ることによって、何か発展があるわけで・・・・。
本ばかり読みあさって仕事もしてないわたしは、ちとヤバいか??
でも、パチンコとかにはまるよりいいと思うの。
図書館使ってるから経済的だし。
まままままま、わたしの場合は「病気療養中」という看板を掲げてますが。
話がそれた。
最後の章が
愛の唄
文字通り愛の賛歌。
本への。
橋本治の「双調平家物語」、読みたくなっちゃったな~。
なんでも、「双調平家物語」は、平家の「ヘ」の字も出てこないあたりからはじまるらしい。
蘇我馬子が平家とどう関係あるの??気になるじゃないか??
全12巻・・・・・。
人生、今しかできないことをやれ!!
では、さっそく明日図書館・・・待て待て待て、何冊借りる気だ!?
「愛の戦い」というタイトルで「ファイブスター物語」についても書かれていて、あ~これは「ダ・ヴィンチ」の「FSS特集」のときの寄稿だな~と、嬉しくなりました。
津原泰水の「少年トレチア」も気になる。
もう、これ、完全に自分的メモですね。
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一度に借りられる冊数の制限とか無いのでしょうか?
ウチの方は2週間が期限で6冊までです。
住民税を徴収されているのですから、
使えるものは使った方がいいですよね~^^
ウチんトコは10冊までで2週間です。
延長OKです。
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こちらは予約できるのも6冊までなので、
待ちが長いものを登録していると、
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今日、確認してきたから10冊で間違いないと。
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ま、わたしの場合、次に予約のある本は滅多に借りないのですけどね。
あ、新刊は一人2冊までで、返却期限は1週間です。