2009年03月07日

“携帯の無い青春”

酒井順子氏の「携帯の無い青春」です。

酒井さんの小学校高学年から大学時代くらいまでの、バブル期の青春モノをテーマにしたエッセイです。

酒井さんとわたしとでは、数歳の年齢差がありまして、そのほんの数歳の差で経験した「青春」はずいぶん違うもんだと感じました。

バブル全盛期と、バブル崩壊直後、の違いですね。

「就職」とかは、すでにわたしが短大の頃には、「若干、難」になってました。

わたしなんか、短大を卒業するとき、就職が決まっていませんでした。←いや、これは己のせいですな。

「女子大生ブーム」はまったくわからないのですが、「女子高生ブーム」はわかります。

もちろん、「をを!!これは!!」と思ったものもありました。

「オリーブ」(いまはなき)は読んでました。

酒井順子さんのことを知ったのも「オリーブ」だったと思います。

「口裂け女」騒動も経験しております。

「ピンクレディー」の缶ペンケース持ってました。

そして、この本で一番、一番、心から共感できた言葉は

「携帯のない時代に青春を送っておいて、本当によかった・・・」

という部分です。

携帯の無い青春
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酒井 順子
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自分が中学生の頃、すでに「携帯」を持つのが当たり前の時代だったとしたら・・・・。

想像するだけでゾっとします。

周囲から浮かないように、浮かないように、とそれだけを思っていたあの頃。

「携帯」というツールは苦痛でしかなかっただろう、と思うのです。

即「返信」しなければ、という義務感みたいなものが常につきまとっていただろう、と思うのです。

で、返ってこないメールをいつまでも待つ。

不安になる。

そんな無駄な時間を費やしていたことでしょう。

しかも自分、面倒くさがり屋もいいとこなんで、よけいにね。

いまの中学生って一日に50通くらい(え?200通??)メールのやりとりしているらしいじゃないですか??

彼らも好き好んで、メールのやり取りばっかしてるわけじゃない、と思うんですよ。

ま、中学生には中学生の「つきあい」があるわけで、仕方ない、と思っていることもあるんでしょう。

赤外線通信で簡単に情報のやり取りできるもんな。

メール打つ手も高速だしな。

対して仲良くない子のメールアドレスだって知っているんでしょうな。

なんつーか、彼らなりの「社交辞令」??

そんな、よけいなストレス、いらんわ。

高校生だったら、女子高だったけど、どうなんだろうか??

ま、高校のころは、好きでもない男に追っかけまわされていたので(ストーカー?)、そんな奴にアドレス知られでもしたらと思うと・・・やっぱ、いらんわ!!

よく考えたら、我が家の両親はかなり古風で保守的でしてので、中学生、高校生の子どもに「携帯」を買い与えるってのはまずあり得ん?難しいトコロです。

実際、携帯電話が普及しはじめたのは、わたしが社会人になった頃です。

わたしが携帯を手にしたのは、社会人になってから随分と経ったころでした。

他の人よりかなり遅かったと思います。

携帯を持つことになった理由がですね。
父親が一年に6回とか入院するようになったためでした。
どうしても必要、になるまで持つ気になれませんでした。

社会人くらいになりますと、わたしの周囲はわたしと同じく、「連絡不精」な人、またはわたしの「連絡不精」を理解してくれている人ばかりで、「携帯」にストレスは感じません。

送ったメールに2日後気がつく、ような人ばっかりです。

赤外線通信、わたしはできますが、まわりはできない人ばかりです。

ありがたいわ、友よ。

「携帯」が青春時代にあったら、もちろん「良いこと」もあったでしょう。

上手くいった「恋」があったかもな・・・と思いますがね。

考えたら社会人になってから出会いは激減(嫁に行けない職場だったんで)。

20代前半(わたし的人生最大のモテ期)にダッシュかけとけばよかったんですよ。

わたし。自分から連絡するの苦手で(電話好きじゃないんです)、電話はきても、自分から電話はかけない、そのまま消滅、ってパターンが多いので。

若かったわたしは「それでもいっかー」なんて余裕かましていたのでした。

もったいないことしたな。

積極的に攻めてりゃ、上手くいったのもあったのにな。

今頃、結婚できてたかもしれないな。←アホウ!!!飛躍しすぎ!!!

そんなわたしが今日のメールは送信2通、返信2通。←少!!

これくらいで調度いいのです。

ま、中学・高校の頃とアラフォーの現在とでは、「気力」が違いますからね、ほんとのところどうだかわかりません。

でも、小・中・高時代に「携帯」が普及してなくて本当によかった、と思います。

これは確かです。

小・中・高の頃なんて、まわりを気にしすぎて、

「赤い携帯(通称・ジャスティス)にガンダムの待ち受け」、着メロはライオン(マクロスF)♪

なんてさすがにできませんがな。

わたしは大人になってからのほうがかなり羽をのばしてるみたいですね。

いまなんてのばしすぎ。

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ラベル: エッセイ
posted by くみ at 00:40| 静岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書(エッセイ)(酒井順子) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
のばしまくりのぼーぼー状態のくみさま、こんにちは。
携帯メールの返信はは1行で済むワタクシです。


初めての通信機器といたしまして、ボクは高校生の時に
「ポケベル」を持っておりましたw
バンドをやってた仲間とか、部活の仲間とかね。

今思うと、帝国海軍並みの暗号文だったわけですけれども。

ポケベルを持っている仲間と情報を「共有」する楽しさはありましたね。
最初に深い仲の友達という関係があったから楽しかったのでしょうけど。

現在はツールがあって→仲間を作るという順番ですからメンドクサイのかもしれませんな。ミク○とかモ○ゲとか
含め。



まぁ…ただ、ご指摘のようにメールで成就する恋愛があるのも事実。
くみさまにおきましても、今からでも数打ちゃ当たるかもしれまs…(自粛
Posted by zep at 2009年03月07日 09:20
>zepさま

まるでわたしが無駄毛の処理してないヒトのようなコメントいれやがって!!
221084ぞ!!とか思っちゃいましたよ。

わたしが、「嫁入り前の大事な身体」だということを忘れないでくださいまし。

え~、おっしゃるとおり、ツールを扱う前に、人間関係をつくることが大事ですね。

この頃の若者は、生まれる前から「携帯」がありますから、我々大人とは「携帯」を持つ意識も違うのでしょう。

>メールで成就する恋愛

20代前半のパワーのある頃ならいざ知らず、気力も衰えた今となっては、数打つのがメンドクセ・・・。

Posted by くみ at 2009年03月07日 18:51
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