2009年05月11日

“私の血はインクでできているのよ”

久世番子さんの「私の血はインクでできているのよ」です。

この作品は、お絵かき大好き少女が、「久世番子」というマンガ家になるまでのいろいろを描いたサクセスストーリー(??)です。

腐女子だったら「いたたまれなくなる」エピソード満載です。



わたしも子どものころから絵を描くのが好きでした。
でもね~、結局マンガを描くまでにはなりませんでした。

あ、わたしはマンガより先にアニメ(ガンダム)の魅力に取り付かれてしまったので、マンガを読みはじめたのはヒトより遅いと思います。

読みはじめてからのダッシュがすごかったですが。

この本のすごいところは、「衝撃の現物コピー満載」なところです。

幼少時から高校時代の同人誌まで、潔くさらしていらっしゃいます。

小学1年の絵なんて、よく残っていたな・・・。

「ニュータイプ」への投稿のイラストから、同人誌の表紙まで。

古文のノートに書いてしまった、禁断の主従愛・道兼×花山院。←これ、続き読みたいわ。

名鉄の駅員さんの制服に萌えてつくってしまった、駅員さんの同人誌。←確かに名鉄の制服はかっこいい。

小学3年から自分で描いたマンガをクラスメイトに読ませていた、という番子さん。

なんと描いていたのは「馬」マンガ。

内容は「馬」の恋愛模様だったようです。何故「馬」??

ついでに番子さんは、自分のマンガのファンクラブ作ってたそうです。

ここで、わたし、デジャヴ・・・。

小学4年のとき。

わたしはクラスメイトのC美ちゃんとD子ちゃんと「あんみつ姫」と「暴れん坊将軍」を足して割ったような(江戸時代もの)、小説もどきを連載してました。

この作品は、担任のセンセの介入により打ち切りとなりました。

読者(ヲイ)をクラスの女子の一部(内輪受け)限定としていたため、男子たちの反発を大ゲンカになりましてね。

わたしは男の子ひとりを蹴っ飛ばして泣かせてしまい、それがもとで連載中止です。←彼は今もご近所です。お互い独身だな!!

中学生になった番子さん。

生徒手帳のなかに入れていたのは「光明真言」(梵字)・・・え??

藤川桂介著「宇宙皇子」に激しくのめりこんでいたそうです。

二次元ものへの恋心。

わたしにも経験があります。

わたしが中学生のとき、生徒手帳に入れていたのは

銀河漂流バイファムのロディの切り抜き(byアニメディア)です。

注・中学生時、わたしはまだBL(当時の名称・や○い)に目覚めてません。

「アニメディア」ってアニメ雑誌で一番安かったから。

番子さんは小学校高学年から「リボン」派、中学生から「ニュータイプ」派だったそうです。

わたしも「リボン」派だったなぁ。
番子さんと同じく制服がセーラーだったわたしは、激しくブレザータイプの制服(「星の瞳のシルエット」とか!!)に憧れたものでした。
「ニュータイプ」・・・わたしは高校生になってから読んでました。

番子さんは「ニュータイプ」の読者投稿欄にせっせと投稿していたそうです。

「ニュータイプ」の読者コーナーはレベル高かったですよ。

わたし、デジャヴ・・・。

わたし・・・高校生から短大まで、「月刊OUT」に投稿してました。

中学生になった番子さんは、いよいよ同人活動へと足を突っ込むこととなります。ついでにコスプレデビューも。

壮大なファンタジーの設定作りに熱中されていたそうです。

中学生の頃のわたしは、小4のときのメンツ、C美さんとD子さんと、凝りもせず「あんみつ姫」と「暴れん坊将軍」を足して割ったようなものに再び取り掛かりました。

今度は、自分たちもストーリーに登場させるというアイタタなものです。

ヒロインのお姫さま(おてんばいたずら大好き)にC美さん。
お姫さまの侍女で才女にD子さん。
わたしですが・・・わたしは、運動神経ゼロの使えないお庭番でした(さ、差別されてるし!!)。

ちゃんと完結させましたよ。リレーで書いてたんです。

C美姫はイケメンの婚約者を振り、戦を止めるため、「アイドル」になることを決意。
民衆はC美姫の歌に心酔し、ついに戦は終わり、調子に乗ったC美姫は「銀河ツアー」に旅立つのです(注・江戸時代もの)。

で、ラストシーンの言葉が「わたし、歌うわ」「完」

C美さん、合唱部だったからな・・・じゃなくって!!!

これって、これって、マクロスのパクリじゃん!!!

こうやって書いていくと、自分の過去を思い出していくものですな~。

部活(吹奏楽部)の友人たちと、当時大流行していた集英社コバルト文庫の学園ラブコメに影響されまくったものを書いて、まわし読みしてました(バイブルは氷室冴子さんや久美沙織さん、藤本ひとみさん)

あと「交換日記」してたな!!←君は覚えているだろうか・・・??

番子さんは「描く」に熱中していた。

わたしは「書く」に熱中していたってことですね。

で、一方はプロ。

一方のわたしはこうしてアホーなブログを書いている、と。

番子さんは、「マンガ家になる」と決めて本当にマンガ家さんになりました。

番子さんのお絵かき友だちやライバル(?)も、少女マンガのアシスタントやアニメーターと、その道をつらぬいていらっしゃいます。

それってすごいことですよね。

例え痛い過去があったっていいじゃないか!!

それが、今に繋がるのなら!!!

「ベルサイユの薔薇」を読んで、フランス史の研究家になった人がいる。

「王家の紋章」を読んで、エジプト史を専攻した人もいる。

「エースをねらえ!」を読んでテニス部に入った人は山ほどいる。

「好き」だということが一番大事だと、「シュート」の作者・大島司センセはおしゃっていました。

「トシ、サッカー好きか?」と久保くんも言ってたわ!!

わたしだって、こうしてブログを続けていられるのは、「書くこと」が好きだからなんです。

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ラベル:コミック
posted by くみ at 22:09| 静岡 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | コミック・アニメムック | 更新情報をチェックする
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