2009年05月07日

“シャングリ・ラ”

池上永一氏「シャングリ・ラ」です。

池上氏といえば「バガージマヌパナス」で第6回日本ファンタジー大賞で受賞しています(まだ読んだことないんだな~)。

この「シャングリラ・ラ」は「月刊ニュータイプ」で2004年4月号から2005年7月号まで連載されていたそうです。

知らなかった・・・「ニュータイプ」は「ファイブスター物語」しか読まないんで・・・。

さて、この「シャングリ・ラ」

TV東京系でアニメ化されていますね。

アニメ見るときっとわかりやすいと思うんだけどなぁ。
見れなくて残念(静岡にTV東京系列は存在しない)。

公式サイトはこちらです。→こちら。

21世紀半ば。地球の温暖化の影響で東京は熱帯と化した。

異常は日本だけではなかった。

国連は、ついに二酸化炭素を排出する先進国の産業製品すべてに「炭素税」を課税することを決定した。

日本は東京の温度を5度下げるべく、東京の地上を森林化することとなった。

都市機能はすべて空中都市「アトラス」へと移された。

だが、アトラスに上がれるものは都民のうちほんのわずか。

地上には難民があふれ、森林から発生する熱帯性の疫病が蔓延った。

反政府組織・メタル・エイジの若き総裁「北条國子」(18歳)は、20万人の命を背負い、立ち上がる。


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株価市場は完全に崩壊し、炭素市場となっております。

工業の要は、炭素から加工したカーボンナノチューブ。

炭素素材は無税。

おまけに軽くて強度があり、なんでも有りです。

それにしてもこの作品はアニメに向いていると思いましたよ。

わたしは単行本で読んだのですが、ざっと600P・本文二段組のボリュームです。

アニメ見たい・・・炭素経済とかわかりづらい・・・・。

他の部分はアップテンポでバンバン進みます。

東京の森林は世界最大級。

インコは大量発生するわ、マラリアは発生するわ、スコールが降ると人が溺死するわ、大変なことになっています。

北条國子は、祖母・凪子から経済学、政治、帝王学、自治、兵法などを学んでいます。

おまけにカーボンでつくったブーメランを振り回し、戦車の砲身を切り落とすジャジャ馬です。

東京「アトラス」の秘密は、実は國子の出生の秘密でもあります。

そして十二単をまとった深窓の姫君・美那、政府軍の将校・草薙国仁と國子の関係とは!!??

息をつかせぬ展開で、テクノロジーを描いた作品・・・と思いきや、意外な展開が待っている物語です。

國子の物語の最後のセリフ。

ネタバレになっちゃうから書けませんが、永田町のセンセ方にこーんな男前なセリフなんて言えませんな。

あ、國子は元お嬢さま女子高に通っていた、美少女です。

人間離れしてるけど。

他にもスゴイの出てきます。

アニメではそのスゴイキャラに豪華声優さんを起用しているらしいです。

著者・池上氏は東京上空を飛ぶ機会に恵まれ、そのときに「東京のシンボル」を発見し、それがこの作品の構想となったそうです。

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posted by くみ at 00:57| 静岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書(文芸・評論) | 更新情報をチェックする
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