2008年09月15日

“何も持たずに存在するということ”

角田光代「何も持たずに存在すること」です。

角田光代さんの本はよく読んでますね~。

彼女の文章は淡々として、クセがなく読みやすいのです。

同世代の女性を多く書いているし。

小説を読んで、あ~、あるある!!と思うこと多いし。

だからカン違いをする。

この作家さんは自分と「同タイプ」の人間ではないか?って。

エッセイを読むと、あまりにも自分と違いすぎる人でびっくりすることがあります。

喫煙する人としない人の違いくらい、違います。
既婚者と独身者くらい違います。
料理する人としない人くらい違います。

実際に角田さんは喫煙者で、わたしは違うんだけど。
角田さんは既婚者で、わたしは負け犬なんだけど。
角田さんはお料理が大変得意で、わたしはやればできるけどしない人なんだけど。

それで、思うのは、文章の好き嫌いと、その人の人間としてどうのこうの~っていうのはあんまり関係ないのね、ってこと。

角田光代さんのエッセイは、やっぱりするすると読めてしまうのだ。

何も持たず存在するということ
角田 光代
幻戯書房
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タバコの話に関してはほとんど理解ができません。

でも、あ~喫煙者も大変なのね~、とは思います。
今の時代、禁煙してたほうが、絶対生活しやすいのに、それでも喫煙を続けるのは根性がいると思うのね。え?違う??

「あなたが結婚に至ることができない理由はなんだと思いますか?」

とインタビューされ、インタビュアーの無邪気な結婚崇拝にたまげたそうだ(もちろん質問の無礼さにもたまげたそうだが)。

わたしも何年か前に、友人のめでたい結婚披露宴の、既婚者独身者入り交ざった友人席で、真顔で、

「ねぇ、○○さん(わたし)はなんで結婚しないの?」

と聞かれて、ワインを噴出しそうになったことがある。

今日は友人の結婚を祝う日で、ヒロインは友人で、わたしのことなんか、関係ねぇだろーが!!と思ったものだった。

角田さんは書いている。

結婚に至ることが出来ない理由は、ダイビングの免許を取らないことと同じでそれらに等しく興味が持てないからだと。


上手いことを言う。

それ、使わせていただこう。

そんな角田さんが何故入籍したかは、この本には書かれていないが、理由は知っている。

ま。そんなことはどうでもいいこと。

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ラベル:エッセイ
posted by くみ at 21:49| 静岡 ☁| Comment(8) | TrackBack(3) | 読書(角田光代) | 更新情報をチェックする
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