2009年11月09日

“白蝶花”

宮木あや子氏の「白蝶花」です。

「花宵道中」で第五回「R−18文学賞」大賞を受賞した宮木あや子氏が描く、純愛官能ロマンです。

舞台は戦前・戦中・戦後です。

白蝶花(はくちょうばな)
宮木 あや子
新潮社
売り上げランキング: 97484


昭和十九年。

酒田の女学校を卒業した千恵子は、福岡県知事の屋敷に奉公するために博多へ渡った。

雑誌の小説のなかでしか知らなかった、華やかな世界が博多にはあった。

屋敷の美しい令嬢・和江との友情。

書生の政吉との初めての恋。

やがて政吉に召集令状が届く。


もう一度抱いて。ずっと忘れられないように。


有馬の芸者置屋に売られた姉妹・菊代と雛代をヒロインにした「天人菊」

借金のため、父より年上の男の妾とされた泉美をヒロインにした「凌霄葛」(のうぜんかずら)

女中奉公の娘・千恵子と屋敷の令嬢・和江を描いた「乙女椿」

戦後の和江を描いた「雪割草」

4編の連作短編で構成されています。

「天人菊」と「凌霄葛」は、つながりがない話だと思っていたのですが、「乙女椿」でつながり、伏線だったと気がつきました。

共通するのは、閉塞感確執です。

芸者の菊代と雛代は、姉妹としては姉の菊代が力関係では上。

しかし、芸事に関しては雛代のほうが上。

そこに男が絡むので、その確執はなかなかです。

父の借金のかたに、財閥の主の妾となった泉美は、その立場ゆえ、外界とのつながりを一切失ってしまいます。

女中奉公の娘・千恵子は、屋敷の令嬢・和江と友情らしきものを育みますが、千恵子が書生の政吉と恋に落ちたため、千恵子と和江の間にはどうしようもない隔たりができてしまいます。

戦後、階級社会の女の生き方から外れてしまった和江は、心無い噂に悩まされます。

「女」って、女であるだけで理不尽な目に会うものだよな〜などと、ときどきわたしは思ってしまいます。

女の特権〜♪ってのもあると思うんですけど、マイナス面ばかりが目につくものなのです。

婦人病を抱えているので、よけいそう思うんだと思います。

物質的には恵まれた時代に生きているわけですが。

戦前・戦中・戦後ならなおさらのことです。

女衒に売られたり、妾にされたり、自分でどうしようもできない運命を背負わされてしまったり。

そんな時代に自分の愛を貫き通し、生き抜いた女性たち。

「子を産む性」であることを厭うことが多いわたしですが、「子を産む性」である女はやはり強いです。

ものすごくしたたかです。

そんな女性たちを誇らしく思ったり。

それとですね〜、わたし昔の「少女小説」系(吉屋信子・中原淳一・少女の友、など)がものすごく好きなので、令嬢・和江と女中・千恵子の友情らしきものには、ドキドキしたです。

洗練された博多に出てきて、百貨店やカフェにときめく千恵子の気持ちはよっくわかりました。

中原淳一の描く少女のような容貌を持った令嬢・和江に見とれる千恵子の気持ちもね。

愛する男への気持ちを貫く、メインヒロインの千恵子。

彼女は男への思いと、和江への友情の二つを同時に貫きます。

和江が千恵子に出した手紙、

私の最愛のおともだち。


の部分は、ちょっと泣きそうになりました。

官能描写が、ちょっと唐突な印象を受けますが、この時代の雰囲気・浪漫が好きと言う方にはオススメです。

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2009年10月26日

“家、家にあらず”

「吉原手引草」で第137回直木賞を受賞した、松井今朝子氏の「家、家にあらず」です。

松井氏は、「非道、行ずべからず」(マガジンハウス)、「家、家にあらず」(集英社)、「道絶えずば、また」(集英社)、の三作を「花伝書シリーズ」としています。

タイトルはすべて世阿弥の「風姿花伝」から。

「風姿花伝」からタイトルをとっているので、「芝居」は欠かせません。

「花伝書シリーズ」は、「非道〜」→「家〜」→「道〜」の順で発行されています。

時代的には「家〜」→「非道〜」→「道〜」になっています。

どこから読んでもいいと思います。

わたしは発行順に読みましたが、記事にするのは時代順。

書きやすいから。

「家、家にあらず」が他の二作と異なるのは、主人公、舞台、時代です。

他二作が、「芸に生きる男たちをとりまく物語」であるならば、この「家、家にあらず」は「女と家、血をめぐる物語」です。

男も女も人生修羅場です。

番外編みたいなものでしょうかね。

家、家にあらず (集英社文庫)
松井 今朝子
集英社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 結末で見事に収斂
5 集英社文庫のナツイチ、2008夏の一冊に選ばれていました。
5 主人公よりも魅かれるのは
5 「家」とは・・・


江戸北町奉行同心・笹岡伊織の娘、瑞江は、母の縁者だという「おば様」の勧めによって、外様大名・砥部家上屋敷の奥御殿に勤めることとなった。

お目見え以下の「三之間」勤めとなった瑞江は、女だけの世界で、権勢をふるう「おば様」こと御年寄の「浦尾」や、様々な女たちの嫉妬と欲望の渦に飲み込まれていく。

時を同じくして、瑞江の父・伊織は、人気役者・小佐川十次郎と砥部家下屋敷の御殿女中との情死事件の担当に。

瑞江の勤める上屋敷でも不可解な殺人事件が起こる。


主人公の瑞江は17歳。

母を昨年なくし、父と弟・平佐衛門の三人暮らし。

家事は父の手先の女房が取り仕切ってくれるので、そう苦労はしていませんでした。

母の縁者だという「おば様」は「嫁入り前の行儀見習い」として瑞江に奥御殿勤めを勧めます。

「おば様」といっても血縁でもなんでもないその女性は、実は、砥部家の奥向き一切を取り仕切る御年寄だったのです。

おば様こと浦尾は、瑞江のことを「部屋子」とはしないで、「三之間」勤めとし、面倒を見てくれるどころか、気にかけてもくれません。

「どうして自分をこんなところに来させたのか?」

瑞江は常に疑問に思いつつ、話は進みます。

瑞江が奥御殿初心者目線なので、読者側も、だんだんと奥のことがわかるようになっています。

奥御殿の女中の身分や役職もだんだんとわかってきます。

大名家の奥御殿は、大奥の小型版ですね。

下っ端の「三之間」や「お末」がどういう暮らしをしているのか、ドラマなどではよくわからないけれど、この作品ではくわしく書かれていて、なるほど!と思いました。

砥部家は二十三万石の外様大名。大大名と言えます。

奥向き一切を取り仕切る「御年寄」浦尾の権勢も、大奥並です。

殿様と奥方様の信任厚く、奥女中に畏敬の念を持たれる浦尾は、情に左右されない、役目に徹する女性として描かれています。

完璧な御年寄として描かれている浦尾は、過去、とある過ちをおかしています。

その浦尾を、主人公がどんな目で見つめているのか?

瑞江の視線はたびたびぶれます。

しかも、この作品は瑞江の視線で描かれていながら、瑞江の心理をすべて明かしているわけではありません。

誇らしく思うこともあれば、恐ろしいと思うこともあり、その心を見て見たくもあり、見たくもなく。

人間って、視線や心理がぶれるのが普通だと思うんです。

この人のこんなところが好きだけど、ここはいただけないわ、とか。

そういうリアルな視線、心理のぶれが、クライマックスに向けて大きな役割を果たしています。

「家、家にあらず」は、「風姿花伝」の

家、家にあらず。継ぐをもて家とす。人、人にあらず。知るをもて人とす

という部分。

この時代の女性は

女三界に家なし

女は幼い時は親に従い、嫁に行っては夫に従い、老いては子に従わなければならないとされるから、一生の間、世界のどこにも安住の場所がない。

女は血を繋ぐためだけのものなのか?

瑞江は奥御殿で、様々な女の生き方を目にします。

寵を競った側室の争いは、やがて世継争いへと発展し、男たちを巻き込み「お家騒動」勃発寸前。

ストレスを抱える女だらけの城で、女たちが憂さ晴らしのために起こした出来事は、「殺人」へと発展します。

家、家にあらず。継ぐをもて家とす。

と、いうならば、瑞江は浦尾から「女の生き方の一例」を継いだ(教えられた)、ということになります。

瑞江は浦尾のように生きるのではなく、瑞江自身が生き方を選ぶのです。

ところで、女であっても奥御殿の御年寄ほどであれば、「家」を興せるそうです。

浦尾ほどであれば知行は五百石以上(そこらの旗本以上)。

女であっても一家の主。

家名を立て、家中から養子をもらい、家を継がせることができる。

つまりは老後は一安心、墓守も一安心ってことですね。

女とは、それほど頼りなく生きていかなければならないものなのか、ああああ〜、と思ったり。

この「家、家にあらず」は、松井今朝子氏ファンの間では「直木賞」モノ!!と言われていたそうです。

「直木賞」は、よく、この作品で受賞だろう!という作品ではとれず、他の作品で受賞することが多いと言われています。

この作品もそうだったんですね・・・。

わたしも「吉原手引草」(おもしろかったですよ!)より、「家、家にあらず」のほうが、いいな、と。

どうでもいいことですが、御年寄・浦尾が、「大奥」(フジテレビ)の滝山様(浅野ゆう子)と被って仕方なかったです。

セリフが滝山様で流れてきます。

ホラ、今、再放送してるし。

この作品がドラマ化されるならば、浦尾役は滝山・・・じゃなくって浅野ゆう子さんで、是非。

瑞江の数十年後は、「道絶えずば、また」で判明します。

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2009年10月23日

“マクロスF VISUAL COLLECTION シェリル・ノーム”

「マクロスF VISUAL COLLECTION シェリル・ノーム」です。

我らが銀河の妖精、シェリル・ノームさまのキャラクターブックでございます。

書店店頭で買うのは、ちょっとためらわれるこの本。

面接用のスーツでバシっと決め、午前中の客のいないアニメイトで、堂々と購入したアラフォーオンナはわたしです。

あ、決めたのは服装と化粧だけで、面接はヘロヘロだったよ・・・orz

それにしてもどうですか!?

この↓↓

「あたしの写真集を買え!」

と、挑発的な微笑みを浮かべるシェリルさまは!!

マクロスF VISUAL COLLECTION シェリル・ノーム

角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 180
おすすめ度の平均: 4.5
4 銀河の妖精の写真集
5 よく訓練されたシェリル好きは買うべし。


内容は

新規描き下ろしイラスト、
月刊ニュータイプ掲載イラスト、各種商品用イラスト、原画など約50点を収録!
キャラクターデザイン・江端里沙コメント付きデザインラフ
遠藤綾&May’nインタビュー
「天元突破グレンラガン」の錦織敦史が描くシェリルe.t.c…。


となっております。

わたし、「マクロスF」放映時も、ニュータイプとか読んでなかったので、掲載イラストにこんなのあったんだ〜、と楽しめましたよ。

どれが掲載イラストで、どれが新規イラストなのかわかんないんだけど。

江端里沙さんのラフは、シェリルさまのお衣装のデザインとか、アニメに使用されてなかったものもあって、見ごたえありました。

ちっちゃくコメントとか、アニメスタッフへの指示?も書かれていて面白かったです。

あの、衝撃的な「射手座〜」の衣装のところには

下乳でてます→

と書かれていたよ。

そういえば、わたしがはじめてシェリル・ノームのビジュアルを見たのは、「マクロスF」の公式サイトでした。

ピンクのひらひらなお衣装をお召しでした。

200910221018000.jpg

こちら↑です。

これ見て、「をを!銀河の妖精!」って思ったのです。

で、アニメ観たらさ、

「あたしの歌を聴け!」

で、いきなりこんな格好して歌うもんだから、びっくりしました↓。

200910231040000.jpg

うぉ!!下乳見えてるよ!!

そしたら、今回のキャラクターブックでは↓

200910221114000.jpg

コレ↑ですよ。

鍛えてますね、流石、「銀河の妖精」

じゃなくって、これじゃ、家に置いておいて誰かに見られたら恥ずかしいじゃん(特に男子)。

そうそう!!

ランカとの2ショットも数枚ありました。

「お姉さまとア タ シ v」ってカンジでした。

遠藤綾嬢(シェリル・声)がインタビューで深いことおしゃってました。

それから

もう、シェリルとランカがくっついちゃえばいいのにね


の言葉に、激しく同意です。

トライアングラーの決着は、わたし的には求めてないんで。

May’n嬢(シェリル・歌)は、シェリルの曲は、いままでの自分の曲よりもキーが高かったそうです。

あえて、私の歌いやすいと思っていたキーより上げてくれたことで、シェリルの人生の中に影を落としている辛さも出せたんだと思います。


こちらも深い発言ですね。

天性の美貌とカリスマ性と、歌唱力と表現力をそなえ、なお努力を怠らない彼女。

傲慢すぎるほど傲慢で、でも危うい。

誇り高き、銀河の妖精・シェリル・ノーム。

「劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ」の重要なテーマは

「嘘と真実」

「白黒うさぎ」のシェリルにはどんな意味が??

小太刀右京氏の書くオリジナルショートストーリー「インフィニティ」は、ミシェリルが死に、ランカが旅立ったあとのアイルランド1での1エピソードを描いたもの。

シェリルの、ミシェルへの思い、ランカへの思い、そしてアルトへの思い。

はじめて経験した学園生活への思い。

音楽への思い。

「生」への思い。

「死」を迎えようとしている彼女の様々な思いがこめられています。

損はないから買っときましょう。

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楽天ブックス→マクロスF visual collection シェリル・ノーム


ところで、

「マクロスF」ファンだったら、「銀河の妖精」と「超時空シンデレラ」の両方を揃えたいものだよな!!

角川書店からはランカ・リーの情報はいまのところ無いのですが、11月中旬に太田出版から「ランカ・リー オフィシャルファンブック(仮)」なるものが発売されるそうです。

やっぱ、「F」はランカとシェリル、両方揃ってなきゃね!!

と、いうわけで、銀河の全お兄ちゃんの妹、「超時空シンデレラ・ランカちゃん☆キラッ」の劇場版が掲載されているチラシを、ファミマでもらってきましたよ。

え、スーツと化粧でバシっと決めた姿で、チラシをあさるアラフォーオンナ・・・orz

某様んとこで宣言したように、3枚もらってきました↓↓

200910230705000.jpg

全面写してないのは、もちろんわざとです。

みんな、ファミマ行ってチラシもらってきましょうよう!!

情報としては・・・、うーん、メカ好きの人向きかな?

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posted by くみ at 11:49| 静岡 曇り| Comment(6) | TrackBack(1) | コミック・アニメ関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月22日

“In Red 11月号”

「In Red」の11月号です。

ファッション雑誌は、ファッションだけじゃなく、紹介されている本とか、映画、CDも参考にするので、結構必要。

でも、毎月同じもの買ってて、「宝島社」に飽きてきた。

来月は、違う雑誌にしようと思います。

妹が買って読んで、置いていった「BAILA」がなかなか読み応えがあったので、「BAILA」か、ちょっと前まで毎月買っていた「LEE」か、どちらか。

「BAILA」はアラサー雑誌だから、ちょっと若い。

「LEE」は落ち着くけど、主婦情報多い。

ま、発売されてから決めます。

って、来月号ってもう「12月号」だよ!!うお!!

え〜、「In Red」11月号の表紙は安室奈美恵ちゃん。

は〜、アムロちゃんももう30代か〜。

と、いうか違和感が・・・。

アムロちゃんはアレだろ、「sweet」だろ。



で、「In Red」のメイン特集は

続々誕生!大人女子の「オモカジ」ブランド!

表参道カジュアル最新ブランド大事典

表参道カジュアル、略してオモカジ

日本で最もクールな街、表参道を闊歩するおしゃれな30代女子のカジュアルスタイル。


だ、そうです。

表参道・・・歩いたことないわ。

まぁ、紹介されているブランドのデザインは好き。

お高いけど。

基本カジュアルだから、すっげーお高いわけじゃないけど、むしろ10年前だったら安価なほうかもしれない。

ちなみにいまはネットでなんでも購入可だけど、静岡県西部には出店してないブランドばっかです。

「オモカジ的プチプラ16ブランド」に、ユニクロ、ROSE BUD、無印良品、NEXTなどが紹介されてて、やっぱねー、プチプラ混ぜないとお財布きついよねー、と思った。

「In Red」のスナップ写真は好きなんですけど、普通の「会社員」の人はほとんどいなかった。

制服のように、皆「YSL」をお持ちでびっくりさ。

でもいいの。

わたし、こういうの見て、「安いもの」探すの好きだから。

30代女子の一発逆転コスメ

で、気になったのはコレ↓。

美容液の定番中の定番。

18年ぶりにパワーアップ!!





エスティローダー アドバンス ナイト リペア SR コンプレックス  

何故だか、エスティローダーのナイトリペアは20代の頃、よく使っていました。

20代の頃のほうが、今より洋服や化粧品にお金を使っていたような気がするのは、わたしだけですか?

今こそ使うべきだろうがっ!!

そう思って、会員カード握り締め、地元の百貨店に突入したら・・・。

浜松ってエスティローダー撤退したんだった・・・orz

男性にはさっぱりおわかりにならないでしょう、このナイトリペアの効果。

ちょっくら、書いときます。

細胞の活動リズムを決定づけるという“時計遺伝子”の研究を応用。
加齢や紫外線などによって衰えがちなDNAの修復をサポートし、肌悩みを改善。
大気汚染などによる外的ダメージもケアする。


オンナの美と若さへの執着は、すでに遺伝子レベルの戦いっす。

コーディネーターが産まれる日も近いね(な、ワケねーだろっ!!)。

あ、さて〜、「In Red」11月号の付録は

ZUCCA ポケッタブルバッグ+メタリックポーチ

でした。

付録だよ、所詮付録。

コチラ↓。

「In Red」でZUCCAのポケッタブルバッグの付録はコレで第3弾なのです。

第1弾のは、わたし持ってます(1度も使ったことアリマセン)。

200910151055000.jpg

まず、ポーチ↓。

200910151058000.jpg

ボールチェーン付き。

携帯が入る程度の大きさです。デジカメも入るかな?

↑の写真で一緒に写っている携帯は、先月引退したばかりの真っ赤な携帯812SH(名をジャスティスと言います・・・オイ)です。

で、ポケッタブルバッグを広げるとこうなります。

200910151056000.jpg

透けてるやんけっ!!

うーん・・・所詮付録。

でも、こういうお買い物時に使うものってさ、透けないのが絶対条件じゃないの〜??

使いやすそうな大きさだっただけに残念。

宝島社は「付録」じゃなくって「ブランドアイテム」って言うんだった。

いや、所詮付録。

Amazon.co.jp→In Red (イン レッド) 2009年 11月号 [雑誌]

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タグ:雑誌 付録
posted by くみ at 18:52| 静岡 雨| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

“リプトン×デルレイ アクセサリーコレクション”

記事にするのがだいぶ遅くなりました。

リプトンの携帯ストラップがおまけについてくる、スウィーツコレクションキャンペーンも、もう6弾だそうです。

9月22日からキャンペーンは始まっていました。

今回は、近所のファミマですぐに発見してイッキに購入。

[リモーネ]と[ザ ロイヤル]の両方についてました。

第5弾は、オリジナルだったのですけど、地元どっこにもなくって集めることができませんでした。

第6弾は、「デルレイ」(DEL REY)とのコラボレーションです。

デルレイ・・・雑誌でしか見たことない。

あの、1個500円とか600円とか、下手すると2000円とかするヤツね。

北ベルギー、アントワープの高級老舗ショコラティエだそうです。

何故、わたしはリプトンを買うのか(甘い飲料は苦手なのに)?

それにおまけがついているから!!

ガチャガチャを見るとやりたくなる小学生(姪)と同レベルですな。

デルレイの次の第7弾のコレクションのウワサが流れてますが・・・。

ホントなの??

もう一生分の携帯ストラップはあると思うのですが、次も見つけたら買うでしょう。

以下コレクション。

200910031323001.jpg

↑カラク プラリネ ミルク

ホンモノを食べてみたい。

200910031322001.jpg

↑ロンテ ゴールド

コレ↑、すっごいリアルだと思った(ホンモノ見たことないけど)。

200910031322000.jpg

↑カラメル カフェ

200910031325000.jpg

↑バート ド フリュイ ダーク

コレ↑もリアル。

200910031324001.jpg

↑ハート

可愛いです。

200910031324000.jpg

↑ダイヤモンド

コレ↑はデルレイの代表作だそうです。

200910031325001.jpg

↑アントワーズ ハンズ

・・・・。

コレ↑だけ売れ残りそうな気が・・・・。

200910031321000.jpg

↑エミール アイスクリーム

コレだっけ?2000円ってのは?

200910031328000.jpg

↑全員集合。

今回のコレクションは、いままでのものよりやや大ぶり。

ゴロゴロしたカンジがよけいリアル。

お子さまがお口に入れないように注意が必要ですな。

そいえば、以前のコレクションのものを引っ張り出して見たのですが、リプトンのタグがね、

錆びてた・・・↓↓↓。

で、次はホントに「デメル」なの??

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2009年10月12日

“泥(こひ)ぞつもりて”

宮木あや子「泥(こひ)ぞつもりて」です。

「花宵道中」で第5回「女のためによる女のR−18文学大賞」大賞と読者賞を同時受賞、デビューした宮木あや子氏が描く、平安王朝絵巻です。

平安王朝を舞台にした小説というと、紫式部や清少納言を生んだ一条天皇の時代や、帝の力と、朝廷の力が充実していた村上天皇の時代が、舞台になることが多いような気がしていたんですよ。

多いような気はしたんですがが、パっと思いつくのは「陰陽師」夢枕獏著(村上帝の時代)くらい・・・。

この「泥(こひ)ぞつもりて」のタイトルは

百人一首十三番・陽成院

〜つくばねの みねよりおつる みなのがわ

こひぞつもりて ふちとなりぬる〜


から。

清和〜陽成〜(光孝)〜宇多天皇の時代が舞台です。

泥(こひ)ぞつもりて
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宮木 あや子
文藝春秋
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5 心をからめとる「こい」の諸相―


藤原北家の宝、藤原高子。

五節の舞姫をつとめた夜、誰よりも恵まれ、誰よりも美しい彼女を、九歳の帝は選ばなかった。

入内などはのぞまぬが、他の女に負ければ悔しい。

その夜、高子は、ある男と恋に落ちた。

後宮・七殿五舎

華やかで冷たい場所。

女たちは恋をし、恨み、競い合い、苦しむ。

男たちの権力も、地位もすべては空しく、訪れるのは孤独。

すべての想いは、泥のようにふりつもる。


帝を慕い、帝のお召しをひたすら待ち、帝の近くにいるものに嫉妬する、宣耀殿更衣・紀君。

意のままにならぬ帝の息子と、意のままにならぬ摂政の兄に心労を増やすばかりの皇太后・藤原高子。

その様子を傍観する、清和帝女御・源暄子。

摂政・藤原基経との確執、思うままにならない国政に憤りをおぼえ、後宮に通わず、乱行に走る少年帝・陽成帝をめぐる人々を描いた

「泥(こひ)ぞつもりて」

誰よりも帝の寵愛を受けながら、子を産むことができず、その愛を受け入れられない、弘徽殿女御・藤原多美子。

誰よりも入内を願いながら、所詮は外の女にすぎない源暄子。

愛する男・業平と引き裂かれ、皇子を産むだけのために九歳年下の帝のもとに入内させられた藤原高子。

嫌がる妹を、無理矢理入内させることとなった藤原基経。

后に世継を宿させることだけが、生きる理由と苦悩する清和帝をめぐる人々を描いた

「凍れるなみだ」

〜雪のうちに 春はきにけり 鶯の

こほれる涙 いまやとくらむ〜


息子・陽成帝が譲位し、二条后と呼ばれるようになった藤原高子。

藤原家の親政を阻止するために、高子の不義の証拠をつきとめる菅原道真。

摂政の立場にありながら、その重圧に疲れ果てた藤原基経。

臣籍に下り源氏性を名乗っていながらも、父・光孝天皇の崩御を受け、即位した源定省こと宇多天皇をめぐる人々を描いた

「東風吹かば」

〜東風吹かば 匂いをこせよ 梅の花

主なしとて 春な忘れそ〜


短編連作集ですが、主人公は前編通して登場する、二条后・藤原高子だと思います。

「伊勢物語」の主人公・在原業平との恋で有名な高子。

一族の姫を後宮に送り込み、生まれた皇子を帝とすることで権力を維持した藤原家。

高子が、清和帝の后として内定したのが十八歳の頃。

その時の清和帝はわずか九歳。

幼帝が即位した場合、后たちが年上という例はわりと多い。

しかし、ほかに適当な姫がいなかったからといっても、これは無茶。

でもその無茶が藤原家の場合、結構ある。

十八歳の高子にしてみたら、相手が后を迎える年頃になるまで待たなければならない。

で、その頃、平安朝一のプレイボーイ・業平との恋に落ちちゃって、駆け落ちしたりする。

結局、高子が入内したのは二十五歳のとき。これは当時としては晩婚。

惟仁親王(後の陽成帝)を産んだのは二十七歳のとき。

惟仁親王は、産まれてわずか二ヶ月で立太子。

跡継ぎができたダンナの清和帝は、惟仁親王が九歳になったとき、譲位して、その後、一番寵愛していた多美子と連れ立って出家してしまう。

息子の陽成帝は、凶暴性があって、目が離せない。

兄の基経は、どうも息子と折り合いが悪い。

何もかも恵まれた后と言われたところで、何になる?

という心境だったんでしょうね。

高子は、なんと五十五歳のとき、東光寺の座主・善祐との不義で皇太后の位を剥奪されてしまう。

高子にしてみれば、位を剥奪されようとどうってことなかったでしょうけどね。

この作品の登場人物は、皆、心に澱みを持っています。

やりきれない想いを抱え、それでも自分の立場を離れられない。

底抜けに明るいのは、宇多帝中宮・温子の女房で、歌人として名高い伊勢だけ。

この時代、帝の后で更衣となれるのは納言家以上の家柄、女御は大臣家の姫でないとなれないわけで、この小説に登場する人物は、ほとんどが超上流階級に属している「恵まれた」人々。

伊勢は、受領の娘だから中流階級。

伊勢がのびのびとしているのはそのせいかな〜と思いました。

陽成帝の真の想い人や、清和帝女御多美子の設定、など著者の創作部分はかなり多いと思うのですが、資料の使い方も上手く、ストーリーに無理なく入れます。

「R−18文学大賞」出身の作家さんなので、文章は色っぽいのかな?と思っていたのですが、とても静謐。

静かな文章なのに、高子の情熱や、陽成帝の乱行ぶりなどの激しい部分がじわっと染みてくるような印象です。

ただ・・・・・・・。

人名事典と、百人一首関連の本を傍らに置きながらでないと、難しいです。

人間関係が。

ウィキペディアや、歴史サイトも読みまくりました。

おかげで勉強にもなりました。

でも、この知識、役に立つのかな〜??

ともかく、宮木あや子氏の作品は、わたし好きかも。

他の作品も読もうと思っています。

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2009年10月09日

“傷なめクラブ”

光浦靖子「傷なめクラブ」です。

「TV Bros.」での連載をまとめたものだそうです。

ようこそ「傷なめクラブ」へ

はじめまして。「傷なめクラブ」び部長兼副部長の光浦靖子です。
このクラブはその名のとおり、人の悩みをオカズに慰め合い、バイト感覚にアドバイスをすることが主な活動です。

あなたももう部員なのですよ。


ということで、お悩み相談エッセイなのですが、バカバカしく、くだらないお悩みばかりです。

しかし、くだらない悩みほど、解決しにくいし、どうしようもならないことが多いですな。

深いです。

わたしも悩み多き年頃なので、ここでは書けないくらい深刻な悩みから、アホらしい悩みまで、いろいろありますです。

わたしのアホらしお悩み。

足の爪みたら、ペディキュアがハゲて無様なことになってたのです。

ペディキュアがハゲてるってことは、他人にずーーーーっと、自分の足を晒してないってこと(つまりは、そういう機会がないってこと)。

・・・・・・これは(いろいろと)恥ずかしいわ、と思って塗りました。

真っ赤(ラメ入り)に。

で、さっき、夕食のときに、母に「キレイに塗れた♪」と自慢したら、

母ったら、「ブッ!!」ってご飯、噴き出したんです!!マンガみたいに!!

汚ねぇなっ!!つか、何で噴く!!??その反応、何なわけ!!??

しかもそのまま、笑い転げてるしさー。

変だと言いたいのか?派手だと言いたいのか?若いコのマネすんなと言いたいのか?

一体、何なのさ!?

ってなわけで、この爪どうしたらいいもんか悩んでます。

でも、落とすのも塗りなおすもの面倒だから、たぶんこのまま。

だって、どーせ、誰にも見せる機会ないし!!って、こっちが深刻な悩みなのか?

お、くだらない悩みが、真面目な悩みにたどり着いたぞ。

傷なめクラブ
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光浦 靖子
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4 みつうらさんらしい一冊


暇です。

38歳独身彼氏無しの女です。暇です。細かい文字で、端からぎっしりのBros.を隅々まで繰り返してしまうほど暇です。一人暮らしなので、土曜は掃除洗濯などしますが、日曜は何もすることがありません。友達って言っても、この歳になると・・・・・・。光浦さんは休みの日ってどうしてますか?まだ若いし、売れっ子の光浦さんにはわかんないかなぁ、ってね!(テレビも飽きた超暇人・38歳・女)


あ、一応念のため、この↑の相談したの、わたしじゃありませんから!!
わたし、洗濯は母まかせだし!!←おい。

ちなみに光浦(呼び捨て)の答え↓。

私の休日、基本的には仮死状態です。


あ〜、わかるわ。12時間眠り、12時間寝転んでいるっていうのね。

38歳でも、休日にすることないって悩んでいるこの相談者さんは、体力あるのね。

テレビに飽きたら、DVD借りてくればいいじゃない??

『王と私』なんかオススメよ。

『王と私』:愛する女性を守るため、自ら宦官になることを選んだ男・キム・チョソンの波乱と、苦悩と苦悩と苦悩と拷問シーンに満ちた人生を描く韓国時代劇ドラマ。

わたしなんか20代前半から、休日は仮死状態でした。

でも、特に「暇」って感じたことはないな〜。

世間さまからは「暇人」だと思われていると思いますし、自分でも自虐的にそう言ってますが、でも、一日中、家にこもっていても、することはたくさんあります。

オタクって人種は、常にハマっているものがあるものですから、観たいDVDは溜まっているし、読みたい本も溜まっているし、日参しているサイトは山ほどあります。

それらを片付けてから、さて、自分のブログの更新でもするか・・・となります。

そいえば、先日の朝、母がわたしに言いました。

「今日は忙しいわよ!!」←母。

「なんで??」←わたし。

「『王と私』の残りを全部観るよ!!」←母。

母曰く、掛川は9日から「大祭」で、親戚たちが我が家に集まるから、『王と私』を返却期限までに観ることができるのは、今しかない、と。

『王と私』は1話120分ほど。

残り、5話・・・ええ、昨日一日で、全部観ました。

ふーーーーーーーーっ。

生理中の女性

「女性は生理になると不機嫌になる」と聞いたことがあります。男の私には理解不能です。なのでいつも、不機嫌で感じの悪い女性に遭遇するたび、生理が原因なのか迷ってしまいます。実際どうなのでしょうか?生理中なのか、もともと感じの悪い人なのか、見分ける方法を教えてください。


光浦(スマン、呼び捨て)の答え↓。

それは女にとって最大の恥。だから教えません。


このあとに続く文章が、笑えます。

いや〜、芸能人って大変だな。

水に落っこちる仕事がちょくちょく入るって・・・(苦笑)。

わたしは「不機嫌顔」だと、よく言われます。

ヤだな〜、いっつも「生理中」だと思われてんのか?

いつも生理であるはずがないんだけど、いつも「生理痛」(持病)みたいなもんだからな〜。

社会人になってから、女性ばかりの職場で働いていましたが、昨年いた職場は若い男性ばかりでした。

若(バカ)者の失敗を押し付けられまくっていたわたしは、「○○さん(わたし)、○○建設から電話なんすけど〜」と、丸投げしてくるバカ者(21歳・男)にカチンむかっ(怒り)ときて、

「今日、生理だから話しかけてくんなっ!!!」←我ながらサイテー。

と、怒鳴ったことがありました。

あ〜、こういう発言が世の男性の誤解を招くわけですね。

すんませんね。

この本で一番笑ったのは

言いづらい名前

(田原迫聡子・24歳会社員・女)


の部分でした。

あんまりおかしくて、お腹痛かった。

この相談で、何故か下ネタの方向へ。

一番笑えたPNは

(五木寛之・28歳会社員・男)

です。

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タグ: エッセイ
posted by くみ at 15:20| 静岡 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(エッセイ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

来年の手帳は“ラコニック”

来年の手帳を購入しました。

「ラコニック」というブランドのものです。

2006年に発売され、売り上げを延ばし続けている国内メーカーのものです。

実のところ、わたしは手帳を役立ててはいないほうなのですが、持っていないと落ち着きません。

世の中には、週末のスケジュールの空白が埋まらないと不安な人もいるようですが、わたしは平気です。

っていうか〜、人生療養中のわたしは、いつも空白です。

携帯を機種変したので、完全ペーパーレスも可能なのですが、やっぱり手帳はないと不便です。

役立ててはいないけど、手帳に対してこだわりはあります。

ま、結局、文房具が好きなのですよ。

だから自分の求めているものを探すのが好き。

ここんとこ2年、ペーパーブランクスのものを使用していましたが、今度は、もちょっと機能的で、カジュアルなものがいいな〜と思って探していました。

無難なところで、クオ・ヴァディスか、モレスキンか、と思っていたのですが、ロフトで手にとってみて「ラコニック」に決定。

大人気の「ほぼ日手帳」は、わたしには使いこなせません。

こだわり。

必ず、日本語使用のもの。←英語苦手。

大安吉日がカレンダーに記載されているもの。←コレ、結構大事だったりする。

年齢早見表があること。←仕事などでも使用する。

主要都市の地下鉄案内図があること。←ヒッキーがたまに出かけるときのために。

メモ部分が多いこと。←新聞や雑誌に掲載された新刊情報を貼るので。

ものを挟んでもいいデザインであること。でもシステム手帳は不可。←かさばるから。

一年使用に耐えうるデザインであること。


今回選んだものは↑の条件をすべて満たしてはいません。

年齢早見表がないのですが、それはネットで探してプリントアウトして、貼れば解決です。

で、コレ↓がわたしが購入した「ラコニック」



「JOVAIL」という横型のものです。

鮮やかなピンクが気に入りました。

小物の色で気分を上げたい、という表れ。

そういえば、最近、シャープペンもボールペンもピンクを選んでいる。

200909221145000.jpg

B6サイズの横型です。

表紙はカレンダーを挟み込む透明ビニールポケットになっています。

200909221145001.jpg

2ヶ月同時に見ることが出来るマンスリー。

この手帳、9月始まりなんですよ。

いくらなんでも9月って早すぎるのですが、ま、いいや。

200909221145002.jpg

24時間バーティカルタイプ。

横型なので、書く部分が狭すぎる、ということはありません。

24時間のスケジュール管理などわたしには不用なので、普通にメモとして使います。

200909221146000.jpg

フリーのメモ部分。

ココ、大事。

雑誌の切り抜きを貼ります。

200909221146001.jpg

主要都市の地下鉄路線図。

田舎モノには必要。

使い始めるのは12月からだと思うのですが、とりあえず、決まっている予定を書き込んでみる。

・・・・・12月29、30、31の冬コミしか予定がない・・・・。←仕方ない、コミックシティスパークも書き込んでおくか・・・。

あ、3日間参加するワケじゃありませんよ。

たぶん行くのは29日だけ、です。

29日は何があろうと、コミケです。

仕事が決まっていようが、決まってなかろうが、29日は有明です。

ちょ、ちょっと待て!!29日がアニメで、30日がジャンプかっ!?

うぁー!!2日参戦かよ!!??

あとは・・・友人、知人、姪甥の誕生日は書いておく(すぐ忘れるから)。

書き込んでいて思ったのですが、横型は思っていたよりずっと使いやすいです。

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横型だけでなく、縦型ももちろんあります。

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2009年10月03日

“芙蓉千里”

須賀しのぶさんの「芙蓉千里」です。

須賀しのぶさんは、「流血女神伝」(未読)や「キル・ゾーン」(未読・・・)など、コバルト文庫でヒットシリーズをいくつも発表した作家さんです。

いよいよ、活躍の場を、ライトノベルからさらに広げるのですね。

芙蓉千里
芙蓉千里
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須賀 しのぶ
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明治40年。

育ての父に捨てられた、辻芸人の少女・フミは、自らを女衒に売り込んで大陸に渡った。

着いたのは建設されたばかりの街、満州はハルビン。

中国人街に店を構える、女郎屋「酔芙蓉」(チョイフーロン)。

野望の水源・ハルビン。

夢を追い求める男たち、華やかに競い合う女たち。

日本より、ずっと広い場所で。

少女フミの冒険がはじまる。


明治40年、というとピンとこないのですが、伊藤博文がハルビン駅で暗殺されたのが明治42年(1909年)だそうです。

「大陸一の女郎になる!!」

と威勢よくハルビンにやってきたフミ(12歳)ですが、実のところ、女郎屋の女将の評価は下の下。

一銭も払えない、と言われます。

フミは育ての父に捨てられたので、フミを売る人間はいなかったわけで、フミは自分から女衒・達吉にしがみついて離れずついてきたのです。

一緒に「酔芙蓉」に売られてきた、タエ(13歳)は将来有望と見込まれます。

女郎になりたくてたまらないフミは女郎になれず、女郎になりたくないタエは女郎にしかなれず。

やがて、タエは「水揚げ」を迎えることとなります。

では、フミはどうなるのでしょうか??

色が白く、ふっくらとした娘らしいタエにくらべ、色黒く、やせっぽちで目ばかりが大きく輝いているフミは??

ここで、フミとタエの運命が交差します。

この作品は、400Pあまりの本です。

ぶ厚いです。

でも、さすが、コバルトであれだけのヒットシリーズを書き続けた須賀しのぶさん。

読ませますね〜。

とても読みやすいのですが、これは「大河小説」です。

混沌とした時代に生きる女たちをかっこよく書き上げています。

「酔芙蓉」で「お職」(NO1)を張る、清楚で気品あふれる「蘭花」(ランファ)

華やかな美貌と激しい気性の持ち主「牡丹」(ムータン)

娼婦から身を起こし、「酔芙蓉」を構えるまでになった女傑・女将の芳子。

女たちは悲しく、美しく、そして強いです。

フミとタエはそんな女たちを見ながら成長していきます。

やがて、フミは「芙蓉」(フーロン)へ。

タエは「紫桜」(ジーイン)へと名前を変えることになります。

「芙蓉」は女郎ではありません。

そして、フミに関わる2人の男、山村と黒谷。

これからフミは何を選び、どう生きるのか?

この本でフミは12歳から17歳へと成長します。

続編が書かれるそうなので、激動の時代をフミがどんな女性に成長し、どんな人生を歩んでいくのか、楽しみに待ちたいと思います。

女郎屋が舞台なので、それなりにシーンとか、裏事情とか書かれていますが、爽やか。

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2009年09月28日

“うつ歴十年、色恋妄想”

島村麻里さんの「うつ歴十年、色恋妄想」です。

注意:この記事は「うつ」を取り扱っております。

はぁ・・・「うつ歴十年」、か・・・。

苦しいな・・・。

しかし「色恋妄想」というあたりがうつと結びつきせんな。

なぜなら、うつになると「性欲減退」となるのが普通だからです。

ちなみに、わたしは「うつ暦六年」です。

十年なんてあっという間かも・・・。

もうね、治る見込みなんてないような気がしてきた。

一生付き合っていくしかないよ。

いやぁ、ひさしぶりにうつの大波がやってきましてね、シルバーウィーク始まってから、今日まで、

ほとんど布団引っかぶって横になってました。

横になってても全く眠れてないです。

眠りが浅いから、よけい横になりたくなる。

日光や、車の音、人の話声が異常なほど気になるので、布団を引っかぶるのです。

もともとあるかないかの食欲がまったくなくなって、あっちゅう間に痩せました。

途中、ちょっと良くなって、図書館に出かけたり、買い物に行けた日もあったのですが、波はざぶんざぶんと押し寄せてきて、そのたびに波にさらわれる。

久しぶりの大波に、ちょっと戸惑ってしまいましたよ。

戸惑ったのは、母も妹も同じだったらしく、励ましてくれる気持ちはわかるんだけど、「誤爆」しまくってくれて、余計落ちたです↓↓↓。

うつ病患者に前向きすぎる「励まし」は厳禁です。励ましのクリックは大歓迎でございます(おい)。

あんたら、うつ患者(わたし)の家族を何年やっているんだ!!と逆ギレして号泣する始末です。

「励まし」がダメならばどうすればいいのか?というと「気分転換」です。

「辛気臭い顔してないで、ユニクロにでも行こうぜ」

とか言ってくれるとわたし的にはベストです。←外出できなかったと思うけど。

まったく厄介な病気です。←厄介な自分、とは思ってないあたり・・・。

今回の大波の原因は、「面接」でした。

叔父が短期の派遣の仕事を紹介してくれたので、応募したのです。

ところが、面接と適性検査の対策をしていくうちに、だんだん不安で眠れなくなってしまったのです(弱!!)

そのうち「胃痛」と「腰痛」がやって来まして、面接当日もかなりヤバく。

会場に着いたら、倍率がすごくて(どこもかしこも不況)。

テンパって上手くいかなかったんですな。

で、不採用だったんですけど。

自分のふがいなさに絶望、みたいな。

このまま消えちゃいたい・・・。

叔父が採用担当の方に聞いたところ、9人採用で、わたしの成績は11番目だったそうです。

あああああ、わたしが悪い・・・。

あとは、お決まりの「○○(自粛)念慮」へとまっしぐらですな。

こういうときの為に「頓服」が用意してあるのですが、最近は減薬にも成功しつつあり、ずっと飲んでなかったのです。

「頓服」飲んで寝たら、次の日、一日中、平衡感覚おかしくなって、ろれつが回らなかったです。

薬の飲むことに抵抗は全くないのですが、ちょっと怖かった。

さて、この本「うつ暦十年、色恋妄想」は、そんなうつ状態のなか、布団から這い出て、借りてきて読んだ本です。

ずっと待っていた「火天の城」(山本兼一)が来たってことで、なんとか浮上したときに、散歩がてら図書館に行ったのです。

うつは散歩で遠のくこともあります。

図書館に行っても、なぜか、「うつ」の文字ばかり目につく。

同士を求めているからなのか??

それで、この本が目に止まりました。

うつってわりにはテンション高そうなタイトルだったけど、とにかく借りてきた。

で、最初に「火天の城」を読もうとした。

が、読めない・・・・人が斬られた場面でダウン。

戦国・時代小説を好む身なので、もちろん通常は平気なんですけど、いまはダメ、読めない。

この↓本は、読めるかな〜??と思ったのですが、普通に読めました。

うつ歴十年、色恋妄想
島村 麻里
講談社
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おすすめ度の平均: 3.0
3 それで、今現在2008年はうつは治ったのだろうか
4 人生の真昼は熱くて寒い−よくぞここまで書いてくれました!
2 ふたりでいる退屈?


島村麻里さん。

「恋愛」や「旅行」のエッセイ、コラムを書いている人っていう印象が強くて、わたしとは無縁だな〜と思ってました。

「ロマンチックウィルス」(集英社新書)という著作が有名ですね(未読)。

うつの原因なんてそれぞれです。

いくつもの要素が重なっているところに、ストレスがきっかけで発症します。

「こころの風邪」なんて言われてますが、ほんとのところは「脳内神経伝達物質の異常」なわけで、立派な身体の病気です。

島村さんご本人がおっしゃる、うつの原因なんですが・・・・・・、

一緒に暮らしていた男が出て行った、と。

えぇっ!?とびっくりしましたよ、わたし。

「失恋」が原因とな!?

うーん・・・ほんとに原因はひとそれぞれなんだなぁ。

なんでも、

37歳の夏。

長年一緒に暮らし、籍を入れようと約束し、お互いの両親にも挨拶しようと段取りをしていた矢先に、相手の男が突然「じつは好きな女ができて・・・」と告白。

身の回りのものほとんどすべてを置いて、うんと若い恋人のもとに走ってしまった。

そのまま、男は若い恋人と結婚(できちゃった婚)。

身もこころも木っ端微塵に砕けてしまった。


コレって、「慰謝料」取れるよね、と思ってしまったわたしですが、島村さんにとっては、仕事とお金と男とどれが優先か?と言われたのなら、昔からに決まっている、んだそうです。

男、か〜。

わっかんねぇ〜〜〜。

そういえば、芸能人の婚約会見などを見ると、うつが到来する人ってよくネットで見かけます。

そういうのって女の人だけなんだよね。

わたし、それもよくわかんないのよね〜。

「女の幸せ」って意識したことないから。

たぶん「結婚」「恋愛」で幸せになる、羨ましい、ってならないからだと思います。

こういうこと書くとどんな育ちをしたんだ?とか誤解されそうですね。

うちの両親は普通でした。
父親の身体が悪すぎただけです。

わたしは淡白なんだと思います。いや、薄情、かも。

関心がない。←あ、うつだからか。

まま、とにかく、うつ到来のタイミングは違えど、よくわかるのは

こんな身を、生かしてたってしかたがない。自分がゴミのように思われ、そう嘆く自分に心底嫌気がさし、一刻も早くこの世から抹殺したくなり・・・・・・。


と、なったときの辛さ、ですわ。

こればっかりは、うつ同士でないとわからない。

うつの辛さを他人(肉親含めて)に理解してもらおうと思うのは、間違っているそうです(担当医談)。

間違っている、というのは「不可能」だから。

理解してもらわなければならないのは、「対処の仕方」だそうです。

それにしても島村さん、テンション高いよ。

とにかく男、男が欲しいそうです。

性衝動に関しても赤裸々に書いてあってびっくり!!

物欲、食欲、性欲に対して貪欲すぎる。

階段の電球が切れても、男がいれば・・・と思い、ホテルでダブルベッドで寝ても、男がいれば・・・と思う、と。

階段の電球ねぇ・・・自分で替えるよ、わたしゃ。

「ひとりでいるのはもうたくさんだ!!!!」

「週末をひとりで過ごすのはもうたくさんだ!!」

と、安定剤飲んで、ワインがぶ飲み、ノートに欲望を書きなぐる、そのパワー!!!!

安定剤とワインのコラボレーションはダメです。絶対ダメです。

ついには相手を求めて海外へ。

体力のあるうつってこうなるのか・・・。

島村さんが自分の性格を語るところなんて、わたしもそう!!って激しく同意したんだけれども。

デリケートといえば聞こえはいいが、小心にして自意識過剰。

クソが四十何個が付くほど真面目で根は暗く、さらには打たれ弱い。


これ↑ってわたしのことじゃん!!って思いましたよ。

島村さんがこの本を書いたのは2004年。

ってことは、島村さんのうつは「非定型うつ」ではないだろうか??

ちなみにわたしは、中高年のおっさんがなりやすい、定型の「うつ」です。

定型というか、正式名称「単極性気分障害」です。

躁うつ病が「双極性気分障害」

「非定型うつ」は「新型うつ」とも呼ばれる、ここ2、3年でよく聞かれるうつです。

「双極」と「非定型」の違いがいまいちよくわからんのですが、ま、自分のことだけわかってればいいです。←・・・。

この本はうつが治ってから書かれたものではありません。

うつ歴十年は終っていないのです。

最後の章、「人生の余地」で、色恋妄想は尽きないけれども、すっきりとした印象を感じます。

とても幸せだった。


と書かれています。

人生の余地。

人生には何が起こるかわからない。

もう一冊、この本の続きが読みたかったな。

と思いつつ、布団へ戻る時間です。

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著者、島村麻里さんは2008年8月、くも膜下出血のため、お亡くなりになっています。

この本を読んだ後、知りました。

享年51歳。

ご冥福をお祈りいたします。

タグ:エッセイ
posted by くみ at 22:53| 静岡 曇り| Comment(16) | TrackBack(0) | 読書(エッセイ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする